NV-U2の取り付けは、付属のクレードル(取り付けキット)を用いて、クルマのダッシュボードにシートを貼り、そこにゲル状の吸盤がついた取り付けのベースを貼り付ける。ベースに本体を取り付け、シガライターへ電源を接続すれば、すぐに利用可能となる。
このシートは貼らなくてもダッシュボードの形状や素材によっては取り付け可能だ。筆者が試したところでは、シートを貼り付けない場合でも場所が平面であれば吸い付き、多少のシボ模様があってもゲル状の吸盤がしっかり食いついてくれる。また、ゲル状の吸盤とシートは、汚れて食いつきが悪くなったら、吸着する部分だけを水洗いすると性能が復活するため、乗せ替え回数が多くても吸着しないことはなさそうだ。
また、電源は充電池を内蔵しているので、シガライターソケットを配線しなくても利用できる。ただし、充電池で動作する時間は2〜3時間。どちらかといえば、エンジンをかける前に操作をしたり、単体で目的地を確認するためのバッテリーと考えたほうがよいだろう。
クレードルの取り外しも、実際にはゲル状の吸盤なので、他のクルマへの乗せ替えも難しいものではないが、別売のクレードルNVA-CU5Jを買い足すことで、より簡単に乗せ替え利用が可能になる。別売といってもそれほど高いものではなく約5000円。ここにはシガライタープラグまで含まれているので便利だ。
ただし、オプションのビーコンを使う場合は、乗せ替えは別にする必要がある。ビーコンはクレードル側に接続するため、本体と別々に乗せ替えが必要だ。しかし、これも台座を追加購入すれば一応は可能となる。実はNV-U2用のビーコンであるNVA-VB7は、NV-U1用のNVA-VB6と、それをNV-U2で使うための台座のNVA-BS6のセット。つまり、台座のNVA-BS6(実売約2000円)を買い足せば、ビーコン本体も簡単に乗せ替え可能というわけだ。ただし、台座とビーコンは頻繁に取り外す構造になっていないため、頻繁な着脱は慎重する必要がある。
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