本体ケースのトップメーカーは、どんな電源ユニットを提案するのか?--Antec「NeoPower(ネオパワー)」 - (page 5)

Antec
内容:自作ユーザーにとって、Antecは本体ケースのメーカーという印象が強い。しかし同社は、自作PCに関わるさまざまなパーツをリリースするメーカーだ。そしてもちろん、Antecは自作PCにとって重要なパーツ、電源ユニットもリリースしているのだ。その最新シリーズが、Antec NeoPowerである。果たしてAntec NeoPowerはどういった電源ユニットなのか? その詳細をじっくり見て行こう。

実機にNeoPower650を組み込んでみる

 さて、理屈ばかりでは面白くないので、実際にNeoPower650を使って自作PCを組んでみた。これからPCを自作しようとする人が、最新パーツを使いつつ、かといって極端にはならないような例をシミュレートした。

 CPU:Intel Core2Duo E6850(3GHz)
 メモリ:DDR2-800 1GHz×2
 マザーボード:GIGABYTE X38-DQ6
 ビデオカード:GIGABYTE GV-NX86S256H
  (GeForce 8600GTS 256MB)
 ドライブ:
  Serial ATA対応光学ドライブ×1
  Serial ATA II対応500GB HDD×1
 本体ケース:Antec Solo
 電源ユニット:Antec NeoPower650

 Intelの最新チップセットであるX38を搭載した、GIGABYTEのX38-DQ6を中心に、CPUは人気のCore2Duoからハイエンドクラスを選んでみた。本体ケースはAntecのベストセラー、Soloである。そこに光学ドライブとハードディスクを1基ずつなので、拡張性はたっぷりと残されている。なお、標準状態のSoloは空調用の電動ファンを1基しか搭載していないので、電源ユニットの空調機能も重要な要素になってくる(Soloは電動ファンの増設が可能)。

  • テストで使用したパーツたち。電源ユニットはNeoPower650を使用してみた。全体的にシンプルなハイエンド系自作PCといった雰囲気だ

  • 本体ケースはAntec Soloを使用した。同じ会社の本体ケースと電源ユニットである。相性が悪いはずもない

  • マザーボードはIntelの最新チップセット、X38を搭載した、GIGABYTEのX38-DQ6を使用した。ヒートパイプによるチップセット、レギュレーターの冷却、充実のポート構成と、ハイエンド街道一直線のマザーボードだ

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