交換が簡単なので、Libertouchのキー荷重をいろいろとカスタマイズしてみた。まず試したのが、ホームポジション付近のキー荷重を重くし、外縁にあるキーを軽くするカスタマイズだ。これは高級キーボードのベストセラーである、Realforce106を真似たものだ。ホームポジションに近いキーは人差し指や中指で押すため、強い力が出せる。一方、外縁のキーは小指や薬指を使うため、軽い方がいい。そういった考えに基づいている。
このカスタマイズを行った後、しばらく使ってみたのだが、驚くほど快適になったとも思えず、さりとて違和感も感じなかった。Libertouchの使い心地の良さはそのままだったので、意識しないところで改善されていたのかも知れない。
一方、面白かったのはテンキーのキー荷重だけを変更するカスタマイズだ。ビジネスPCでは数値入力などで、テンキーを連続して使用する場合がある。それを想定したカスタマイズだったのだが、私の好みで言うとテンキーは軽い、軽快なタッチが良かったのでキー荷重を軽くしてみた。これが大正解、表計算ソフトで数値入力をしばらくやってみたのだが、実に使い心地がいい。
このほかオンラインゲームでよく使う移動キーを軽く、あるいは重くするというカスタマイズもあるだろうし、カーソルキーや一部のファンクションキーを軽く、重くするという手もある。別に決まりはないのだから、自分の使い勝手と感覚に合わせて、自由にカスタマイズすればいいだろう。
残念なのは交換用のラバードームが、約35g、約55g、それぞれ15個しか付属していないことだ。状況によっては全面的にキー荷重を変更したい場合もあるはずなので、インターネット通販やユーザー登録者限定でも構わないので、ぜひ販売して欲しい。
さらに試してみたいのが、内蔵されている金属スプリングのカスタマイズである。このスプリングを変更することで、またキータッチが微妙に変化してくるだろう。ラバードームとスプリングを自由に組み合わせることができれば、キータッチのカスタマイズがもっと楽しくなるはずだ。
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