わずか580gのWindows搭載PC、富士通 LOOX U - (page 3)

富士通
U50WN
内容:富士通からUMPCとしてLOOX Uが登場した。重さは約580gと小さいながらも1024×600ドットの5.6型ワイド液晶、約14mmピッチのキーボード、タッチパネルを搭載した超小型PCだ。CPUは動作クロック800MHzのインテルA110を搭載し、Windows XPを使いこなすことができる。しかも、直販価格で13万9800円からと手軽に購入できることも大きな特長だ。

スティックポインターはまずまずの操作性

 マウスカーソルはスティックポインターで動作させる。右手の親指でマウスを動かし、左手の親指で左右クリックを押すことになる。親指の動きの正確さが必要となるが、すぐに操作することができた。

 この操作は、画面を開いているときも、画面を表にして閉じている状態のどちらでも使うことができるよう工夫されたもの。どちらの状態でも、変わらぬ使い勝手を得ることができた。

 ただし、ちょっと使いにくいと感じる場面もある。このスティックの操作はあくまで両手で握った場合に使いやすいようにできている。電車の中や街中で立ったまま使う場合はこれで十分な操作性を提供してくれるだろう。

 しかし、キーボードを使う場合は、机や膝上などに本体を置いて使うことが前提となる。その状態では手の位置を大きくずらす必要がある。もっとも、立ったままでも使えるスティックポインターの搭載と、キーボードの搭載を両立したという点を評価し、多少の使い勝手の悪さは我慢すべきだろう。

  • スティックポインターは右上にある。ポインターの左横はスクロールとFnキー

  • 左側には左右クリックボタンがある

  • 指紋センサーも搭載している。センサーの上のボタンは1押しでCTRL+ALT+DEL

  • 画面下には画面ローテートと、ファンクションキーがある。1はデフォルトでキーボードライトのスイッチとなる

  • 画面はこの角度まで開く。両手で握って使う場合は水平まで開いてほしいところ

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