ソニーのカーナビ復活第1弾--ソニー nav-u「NV-U1」 - (page 5)

ソニー
内容:ソニーから約1年ぶりにカーナビが復活した。もともと昨年の撤退時に復帰を予告していたもので、海外市場では展開を続けていた。登場したのは海外でも人気の高いPNDタイプのnav-u「NV-U1」で、取り付けの手間を省いた簡易ナビゲーションとされるもの。ただし、NV-U1の他のPNDと違ってVICSに対応しているのだ。

PCと連携して目的地設定

 NV-U1はPCとの連携も考慮されている。付属のツールとDVD地図ディスクで本体の詳細地図を入れ替えるだけでなく、目的地の追加なども簡単にできる。

 ただし、目的地の追加は少々やっかいだ。というのも、PC上ではカーナビの地図を利用することができず、緯度と経度の数値を入力する必要があるからだ。しかし、他のサービスを使えば目的地の緯度と経度を調べるのはそう難しいことではない。

 たとえば、Google マップ。さまざまな場所を簡単に検索できる機能は知られているが緯度と経度も簡単にわかる。目的地を表示させた状態で「このページへのリンク」を押してURL再表示をすることで、URLに緯度と経度の数値が現れる。たとえば、秋葉原駅を表示させた場合のURLで以下のようになる。

http://maps.google.com/maps?f=q&hl=ja&q=%E7%A7%8B%E8%91%89%E5%8E%9F%E9%A7%85&ie=UTF8&om=1&ll=35.698989,139.772294&spn=0.001374,0.002127&z=19

 このURLの中の「35.698989」「139.772294」が北緯と東経で、これをそのまま登録画面のコピー&ペーストすればすぐに場所の登録が可能だ。

 また、目的地はXMLファイルで保存されるため、互換性のあるサービスのファイルをそのまま目的地に登録できるほか、逆に目的地情報をネット上で配布することも可能だ。XMLファイルもテキストエディタで修正することもできて非常に自由度が高い。

  • 付属の「nav-uツール」。Windows Vistaも対応となり、問題なく動作する

  • 目的地は緯度と経度で設定する。緯度経度はGoogle マップやGoogle Erathからも取得可能だ

  • 同じ形式のXMLファイルから目的地のインポートも容易。ソニーの以前のカーナビ「XYZ」のデータもインポートできる

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