コンパクト、静音、組みやすい!Antec「Solo」の秘密に迫る - (page 3)

Antec
SOLO W/O PSU
内容:自作PCにとって「静音」は、もはや定番の機能となりつつある。どんな静音パーツを使うにしろ、自作PCのベースとなるのは本体ケースである。その本体ケースが静音に配慮されたものであれば、完成した自作PCの静音度はより高いものになるだろう。Antecの静音本体ケースと言えばベストセラーとなったP180、P180 V1.1が知られているが、今回は、「Solo」の静音の秘密に迫る。具体的にどれほどの静音性を実現しているのか、測定器を使って検証してみた。

 他にも静音への配慮は、随所に見られる。そもそも1mm厚の硬質スチールで構成された、頑丈なシャシーはビビリ音などの発生を抑止してくれるだろう。さらに底面のインシュレーターは大型シリコンゴム製で、発生した振動を床に伝えず、効率的に抑制してくれる。

 なお、Solo標準搭載の空調用電動ファンは、背面の12センチ角1基だけである。この電動ファンはもちろん静音タイプとなっており、スライドスイッチの操作で、回転数を「L(Low、1,200rpm)」「M(Middle、1,600rpm)」「H(High、2,000rpm)」の3段階に切り替え可能だ。大口径ファンを低回転にすれば、かなり静音動作を期待できる。

  • 背面の構成は一般的だ。標準で回転数をスイッチで手動切り替え可能な、12センチ角電動ファンが装備されている

  • 電動ファンの回転数切り替えスイッチ。「L、M、H」の3段階。組み立て終わったら、両面テープなどで任意の場所に固定しておくといいだろう

  • 前面I/Oポートとマザーボードを接続するコネクタ。標準的な構成なので、マザーボードを選ばず接続できる

  • 前面パネルはドアのように開くことができる。また、開いた前面パネルは、簡単に脱着できるようになっている

  • 内部の底面に、レールのようなパーツが用意されている

  • これは光学ドライブなどを、5.25インチドライブベイに固定するためのパーツである

  • 光学ドライブにレールを装着する

  • 光学ドライブの左右側面にレールを装着してから、ドライブベイに差し込む

  • 容易に脱着できる状態で、内蔵できる訳だ

  • 前面パネルを開き、5.25インチドライブベイに光学ドライブを差し込む

  • 先ほどの装着したレールで、脱着もスムーズ

  • デザイン的に美しくなるよう、光学ドライブのフロントベゼルは、ぜひ黒にしたい

  • 4基分用意された5.25インチドライブベイの最下部

  • 3.5インチドライブを固定できるマウンタが標準装備されている

  • FDDなどを取り付ける際には、このスペースを活用することになる

  • 前面パネルのスイッチなどと接続するためのコネクタ。標準的な構成だが、ビープスピーカーは用意されていない

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