Windowsともっとも相性がよいウェブカメラ、Microsoft LifeCamシリーズ - (page 3)

マイクロソフト
内容:マイクロソフトからウェブカメラが登場した。丸い形をしたウェブカメラが画素数に応じて30万〜200万画素まで3種類、小型タイプが1種類の合計4機種。いずれの機種にもWindows Live Call ボタンがついており、押すとLive Messengerが起動するなどの機能を持っている。今回は丸型タイプの上位機種「VX-6000」と小型タイプの新製品「NX-6000」を試してみた。

静止画のカメラの性能は?

 Microsoft LifeCamを使うことにより、高解像度の静止画撮影が可能となる。ただし、当然ながらLifeCam単体での撮影はできず、LifeCamとパソコンの併用が必要だ。なお、760万画素のNX-6000はピント調節のないパンフォーカスだ。500万画素のVX-6000はピント合わせができるものの、マニュアルフォーカスと手軽に鮮明な画像を期待すると難しい。

  • ノートPCの液晶のフチに設置。カメラが映像を映しているときは緑色のLEDが点灯する

  • マイクはカメラの左右の穴となる

  • ピントはレンズ全体を回転させることで調整が可能となる

 760万画素や500万画素の解像度と聞くと、ついデジタルカメラの画質を期待してしまいがちだが、これは出力される画像ファイルの解像度であって、画像素子の解像度は低い。また、撮影ごとに画像の保存も時間がかかる。シャッターチャンスにあわせてパシパシと撮るには向かないだろう。

 それでも、Messengerでの利用や、低い解像度での撮影では、十分な画像を提供してくれる。「LifeCam ダッシュボード」の機能で画像を飾ることもでき、楽しく便利に使えるカメラ機能として十分に価値のある製品といえよう。

  • 「NX-6000」による屋外での静止画撮影。木々の解像度は甘め

  • 「NX-6000」による屋外での静止画撮影。ピントは手前部分に合わせていることがわかる

  • 「NX-6000」による屋外での静止画撮影。ダイナミックレンジはあまり広くなく、白飛びが発生している

  • 「NX-6000」による屋外での静止画撮影。青空の比率が高くなり、カラーバランスが若干赤方向に引きづられてしまっている

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]