Windowsともっとも相性がよいウェブカメラ、Microsoft LifeCamシリーズ - (page 2)

マイクロソフト
内容:マイクロソフトからウェブカメラが登場した。丸い形をしたウェブカメラが画素数に応じて30万〜200万画素まで3種類、小型タイプが1種類の合計4機種。いずれの機種にもWindows Live Call ボタンがついており、押すとLive Messengerが起動するなどの機能を持っている。今回は丸型タイプの上位機種「VX-6000」と小型タイプの新製品「NX-6000」を試してみた。

Windows Live Call ボタンを搭載、独自の楽しい機能も

 LifeCamシリーズのハードウェア的な特長は、カメラにWindows Live Call ボタンを備えていることだ。このボタンを押すことで、カメラを使った映像通話などを開始できる。

 具体的には、ボタンを押すとLive Messenger上の中から、さらに選択した相手先のリストが表示され、そこから選んですぐに映像通話を開始できる。いちいちLive Messengerのウィンドウを開いて、そこから選択してという手順をパスできるというわけだ。また、大勢のメンバーをLive Messengerに登録している場合にも、映像通話をしてもよい相手だけを選んでおくことができるので選別もスムースだ。

 マイクも内蔵しており、これだけで音声も映像もやりとりできることも特徴のひとつだ。マイクの感度もよく、画面上に取り付けても話し手の声は十分に拾っている。

 また、「LifeCam ダッシュボード」ではカメラの画像に効果を与えることができる。撮影した映像にさまざまな絵を上乗せするもので、海岸の浜辺から、画面上に虫や落ち葉を重ねたり、自分の顔に合わせて吹き出しやサングラスを重ねるということも可能だ。

 さらに、カメラの種類により、3倍デジタルズーム、トリミングによるパン&チルト、画像解析によってトリミングで顔を追いかけるフェイス トラッキングなどもダッシュボードから操作可能だ。なお、フェイス トラッキング機能を利用するには、特に事前登録は必要ない。自動的に人の顔を判断してくれるしくみだ。


静止画や動画の撮影も可能

 また、便利なのはLive Messengerなどの用途だけでなく、静止画や動画のカメラとしても使えることだ。この場合は、Microsoft LifeCamというドライバと一緒にインストールされたソフトを利用する。

 このソフトを起動すると、まず、カメラが検索され、カメラの画像が表示される。画像の上にある3つのアイコンは、アイコンのマークから想像できるように、静止画、音声、動画の動作ができる。たとえばカメラの絵をクリックすると静止画が撮影される。

 撮影された画像は、右下のフォルダアイコンをクリックすると、画像などが保存されるフォルダのウィンドウが開き、保存された画像を見ることができる。動画の同様にここに保存される。

 動画撮影で便利なのは、撮った映像は最初からWindows Media Video形式で出力されること。誰でもプラグインなどを入れることなく見られる形式なので、人に渡す場合にも便利だ。

  • 「NX-6000」は、屋外でも液晶のフチに取り付ければメッセンジャーで顔付きのコミュニケーションも可能だ

  • カメラを反対につけて、高速PHSで接続すれば、いま歩いている場所の実況中継なども可能だ。もちろん、音声も入る

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