「type BX」は、ソニーの直販サイト「ソニースタイル」および「VAIO・OWNER・MADE取扱店」で、CTO方式による販売が基本となっている。そのため、ユーザーは自分の好きな性能を組み合わせて、用途や予算にあった製品を簡単に手に入れることができる。たとえばCPUは、購入時にPentium M 780(2.26GHz)からCeleron M 370(1.50GHz)まで4種類のプロセッサーから選ぶことができる。液晶の解像度はSXGA+(1400×1050ピクセル)とXGA(1024×768ピクセル)の2種類で、いずれもクリアブラックLE液晶と、ノーマル液晶の2タイプが用意されている。このうち、クリアブラックLE液晶は、輝度、コントラストともに高く、動画やプレゼンテーション映像などを表示した際に非常に見栄えがする。本体には外部ディスプレイ出力端子が装備されているため、プロジェクタなどをつなぐことも可能だが、小規模なプレゼンテーションの場合は本機の大型液晶を直接相手に見せながら行う、というのも十分ありだろう。
共通仕様になっている部分に関しては、ポインティングデバイスが秀逸。タッチパッドとスティックポインターの両方が搭載されており、その場の状況や好みに合わせて好きなほうを選んで使うことができるのだ。そのため、たとえばキーボードで文章を入力しながらカーソルを動かす場合はスティックポインター、Webの閲覧が中心の際はタッチパッド、という使い分けも可能だ。
このほか、Hi-Speed USB (USB2.0)、i.LINK(IEEE1394)、ネットワーク(LAN)コネクター(1000BASE-TX)、モデム用モジュラージャック、PCカードスロット(Type?,CardBus対応)、メモリーカードスロット(メモリースティック、メモリースティックデュオ、SDメモリーカード)など、ノートに求められる端子類のほとんどを搭載するうえ、オプションで用意されているドッキングステーションをつければデスクトップ並の拡張性を確保することができるのも大きな特徴となっている。
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