ソニー、ブレない新「Handycam」--4K、HDモデルをリニューアル

 ソニーは1月13日、ビデオカメラ「Handycam」シリーズに、光学20倍ズームと高性能手ブレ補正機能を搭載した4Kモデル2機種「FDR-AX55/AX40」(想定税別価格:14万円前後/12万円前後)と、「ファストインテリジェントAF」により素早いピント合わせを実現したHDモデル3機種「HDR-PJ675/CX675/CX485」(同:8万円前後/7万円前後/6万円前後)を発表した。

 全機種に、デジタルカメラ「α」や「Cyber-shot」の上位機に採用されている高速オートフォーカス「ファストインテリジェントAF」を搭載し、ズームやパンニング時も、すぐにピントを合わせられるオートフォーカス性能を備える。

 FDR-AX55/AX40は、3840×2160ピクセルでの24p、30p動画撮影を実現した4Kモデル。新開発の「ZEISS バリオ・ゾナーT*」レンズを搭載し、光学20倍ズーム時でも解像感のある高画質映像を撮影できる。


左から「Handycam FDR-AX55/AX40」。AX40はブロンズブラウン(上)とブラック(下)の2色展開

 4K対応の「Exmor R CMOSセンサー」は、1画素あたりの面積を大きくすることで、暗所感度を大幅に向上した新開発の1/2.5型を採用。空間光学ユニットによる「空間光学手ブレ補正」に、手ブレ解析によるインテリジェント補正をする「インテリジェントアクティブモード」を加えることで、走って撮影してもブレないほど強力な手ブレ補正を実現したとしている。

 両機種ともに64Gバイトの内蔵メモリとSDカードスロットを装備。従来、XAVC Sフォーマットによる4K録画やフルHD画質の50Mbps録画はSDXCカードのみの対応であったが、今回のモデルからSDHCカードへの記録も可能になった。

 上位機となるAX55のみ、電子ビューファインダとマニュアルリングを備え、プロ仕様の使い勝手を提供する。いずれも発売は2月19日。

  • 現行機「FDR-AX30」(右)とAX40(左)のレンズユニット比較。小型化していることがわかる

  • 新開発の1/2.5型「Exmor R CMOSセンサー」。1画素あたりの面積を大きくした

  • 内蔵マイクも新機構のものに変更。全5方向からの集音に対応する

 HDR-PJ675/CX675/CX485は、1920×1080ピクセルでの60p、60i、24p撮影ができるHDモデル。全機種でXAVC Sフォーマットによる50Mbpsの高ビットレート撮影をサポートする。

 PJ675/CX675は、4Kモデル同様に空間光学手ブレ補正にインテリジェントアクティブモードを加えた、強力な手ブレ補正を実現。CX485は光学式の手ブレ補正を備える。

 Exmor R CMOSセンサーは、1/5.8型サイズで、光学ズームは30倍。32Gバイトの内蔵メモリとmicro SDカード、メモリースティックカードスロットを搭載する。PJ675のみプロジェクタを備える。

  • 「Handycam HDR-CX675」

  • 「Handycam HDR-CX485」

 

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