ミラーレス一眼カメラの比率35%へ--高価格帯モデルも堅調な動き

 ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン(GfKジャパン)は12月22日、ミラーレス一眼カメラの販売動向を発表した。カメラ全体における販売構成比は7月に大きく拡大し、2011年通年で35%に達する見込みとしている。

 ミラーレス一眼カメラは、2010年に数量前年比が2.7倍へと拡大したが、2011年(1~11月)も同1.5倍の成長を記録したとのこと。数量構成比は各メーカーが相次いで新製品を投入した7月に大きく伸長して以降、40%弱で推移しているという。

 また、カメラ専門店でも、20%前後だったミラーレス一眼の構成比が7月以降には30%前後にまで拡大してきているという。

 価格帯別に見ると、旧モデルの値崩れなどにより4万円以下の価格帯が増加しているが、高速AFを搭載した8万円以上の高価格帯モデルも堅調とのこと。7月に17%だった8万円以上の数量構成比は10月に21%にまで達した。さらにカメラ専門店では7月に8万円以上の数量構成比が32%を記録した。GfKJapanでは、スペックの向上により、カメラ専門店の主要来客層である一眼レフカメラ所有者の購入を促したと分析している。

  • レンズ交換式カメラに占めるミラーレス一眼の数量構成比

  • 2011年ミラーレス一眼価格帯別数量構成比

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