カメラの向こうにある広大なネットの世界--「ニコンCOOLPIX S50c」 - (page 2)

ニコン
内容: 「ニコン」と聞いただけで「カメラ」として世界中の人々に通じるほど、ニコンのブランド力は絶大だ。そのニコンの蓄積された技術力で生み出されたコンパクトデジタルカメラが「COOLPIX」シリーズである。そのなかでも今回発売された「COOLPIX S50c」は無線LAN機能を内蔵したネットワーク対応デジカメとして注目されている。そこで実際に「COOLPIX S50c」をネットワークにつないで、このカメラの楽しみ方を探ってみたい。

より簡単により確実に撮るための先進機能

 スタイリッシュなボディの「S50c」だが、この薄いカード型ボディには「ニコン」の持つ先進の技術が盛り込まれている。特に手ブレを防止する為の機能には力を入れているようだ。筐体内に収まっている屈曲光学系の3倍光学ズームレンズには「ニコン」お得意のレンズシフト方式手ブレ補正機構(VR)が組み込まれており、最大でシャッタースピード三段分の手ブレ補正が可能となる。またISO感度は最高でISO1600まで上げる事ができる。これにより高感度撮影が可能となり、暗い場所でもシャッター速度を上げての撮影ができるので手ブレ防止にもつながる。

 またBSS(ベストショットセレクター)機能も搭載されている。これはシャッターボタン全押しで最大10コマ連写が可能となり、そのなかからもっともブレが少ないと思われる画像一枚だけをカメラが自動的にセレクトし保存するという機能だ。これらの機能はそれぞれ個別にON/OFFすることが可能だが、「ブレ軽減モード」を選ぶと自動的にこの3つの機能がONとなる。このモードではシャッターズピードも速めに設定されるので、暗い被写体だけでなく望遠側での撮影にもブレ防止に有効だ。またフラッシュは発行禁止となるので、自然光を活かした雰囲気のある撮影にも向いた設定となる。ON/OFFはカメラ上面にある「ブレ軽減」ボタンで切り替える。

  • S50c上面にある「ブレ軽減モード」「フェイスクリアーモード」ボタン。ワンタッチでそれぞれのモードのON/OFFが可能だ

  • ブレ軽減モードにするとAFエリアは中央に固定され、フラッシュは発光禁止となる

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