最新鋭のクラシカルカメラ--キヤノン「PowerShot G7」 - (page 2)

キヤノン
内容:キヤノンのコンパクトデジタルカメラ『PowerShot」の最高機種に位置するGシリーズ。それはコンパクトデジカメでありながら、アナログ的な操作性と優れた資質を持ち合わせ、同時にマニュアル撮影を可能にするなど、撮影者の意思を反映することのできるカメラとして定評のあるカメラだ。そのGシリーズに最新鋭機「PowerShot G7」が登場した。

「クラシカルカメラに搭載された先進のテクノロジー」

  • 被写体から人の顔を探し出して優先的にAF/AEを合わせてくれる。最大9人まで認識可能

 「PowerShot G7」には最新の映像処理エンジン「DIGIC・」が新たに搭載された。それにより同時に搭載された有効画素数約1000万画素のCCDと共に高画質かつノイズの少ない画像を得る事ができる。そのなかでもとくに「DIGIC・」が持つ「フェイスキャッチテクノロジー」はおもしろい機能だ。AF/AE設定を顔優先AF/AEにすることで、カメラが自動的に被写体の顔を認識して、優先的にピント、露出を合わせてくれるというものだ。実際、カメラを人に向けて構えるとAF枠がちゃんと人の顔を探し出してくれる。その認識度はとても高く、ほとんどの場合は人の顔に間違えることなく合わせてくれるので関心してしまう。たしかにこれなら無造作に撮影をしたとしても、ほぼ間違いなく人の顔にピントを合わせてくれることだろう。カメラの進化とはすばらしいものだ。

  • ISO80で撮影

  • ISO100で撮影

  • ISO200で撮影

  • ISO400で撮影

  • ISO800で撮影

  • ISO1600で撮影

 「DIGIC・」では刷新された「ノイズリダクションテクノロジー」も搭載されている。「DIGIC・」よりもノイズをさらに低減することが可能となったという。そこで同条件でISO感度を変えて撮影してみた。ISO400まではノイズも少なく常用できる。ISO800でも使用可能な範囲だろう。ISO1600になるとさすがにノイズも多く画像の締まりもなくなってくる。撮像素子の大きな一眼デジカメと比べるとまだまだノイズも多いが、コンパクトデジカメとしてはとても優秀といえる。通常の使用範囲であれば高感度での撮影もためらう事なく行えるだろう。

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