本機は、ビクターのハードディスクムービー「Everio」シリーズに追加されたエントリーモデルである。20Gバイトの1.8インチHDDを内蔵し、ウルトラファイン画質モードで4時間50分のムービー記録が可能だ。
他社からもHDD搭載カメラが発売され、ハードディスクムービーは本格普及期を迎えている。ハードディスクムービーというと、前衛的なデジタル情報ツールのように思えるが、本機のフォルムと操作性はDVカメラ的で、DVカメラに慣れた人なら、すぐに使いこなせるだろう。本機は、こうした親しみやすさでファミリー層への普及を狙ったエントリーモデルである。静止画撮影が133万画素と比較的低解像度である以外は、上位モデル「GZ-MG67」とほぼ同じスペックを採用している。手軽にハードディスクムービーの世界を楽しめる、お買い得モデルだ。
フォルムは中級機「GZ-MG77/67」とほぼ同じで、HDDを縦にレイアウトしたコンパクトな設計だ。総重量は約410gと軽量で負担にならない。HDDを立置きにすると高さが必要になるが、このサイズがちょうど手のひらに収まり、女性の手にも持ちやすい。シルキーホワイト、パウダーピンク、ミスティーブルーと3色のカラーが選べる点もファミリー向けのモデルらしい。EVF(電子ビューファインダー)なしのコンパクト設計だが、デジカメで液晶撮影が一般化しているので、液晶モニターのみのビデオ撮影に違和感を感じる人は少ないだろう。
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