このようにブラッシュアップされた機体と新たな表現方法を身に纏った「EOS-30D」は、その定着されたスタイル故に中級機としての完成形に近く、それでいて先進的な概念に基づいた「第三世代」の一眼デジカメと言えるのではないだろうか。これらは決して派手なパフォーマンスを披露することもないが、それだけにデジカメという道具が熟成してきている証拠であるとも言える。つまるところ私が思うに「EOS-30D」は間違いなく「買い」のデジカメと言えるであろう。
以下、「EOS-30D」を使用した作例を掲載させていただく。皆様の参考になれば幸いである。
isopyの物欲度 ☆☆☆☆
1967年福岡県生まれ、千葉県君津市育ち。小学生のときに自分専用のカメラを手にしてから写真の世界に魅せられる。東京写真専門学校(現、東京ビジュアルアーツ)卒業後、広告写真プロダクションにて撮影の基礎を学ぶ。現在はフリーカメラマンとして人物、商品、雑誌、舞台撮影など活動範囲は多岐に渡る。デジカメ専門誌においては撮影と記事を担当。
ZDNetにおいてもデジカメ新機種のレビューを担当する。さまざまな経験から導かれた撮影心情は、すべての被写体に愛情をもって接すること。どうやら、子どもと動物には好かれるらしい。
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