HDDムービーカメラはカンタンでおもしろい!楽しい!東芝「gigashot R30」「gigashot V10(W)」 - (page 3)

東芝
内容:いま話題のHDDムービーカメラは、動画も静止画も手軽に撮影できて小型軽量。再生や編集も簡単で、長時間録画も問題なし。さらに、HDDレコーダーやパソコンとの親和性も高い。もう、デジタル世代のユーザーなら、必ず一台は持っていたいアイテムのひとつとなっている。今回は、そんなHDDカメラの代表ともいえる、東芝「gigashot R30」と「gigashot V10(W)」を使って、より一層楽しめる可能性を探してみた。
※今回は、gigashot R30gigashot V10(W)を同時にレビューしています。

世界最小HDDを搭載し、驚くほどの小型軽量

  • gigsahot V10

 gigsahot V10(W)は、gigashotシリーズの第一弾として東芝直販サイトのみで限定で発売された人気モデルに、バッテリーを2個同梱して店頭発売されるモデルだ。重量は、バッテリーやSDメモリーカードを含めて260gしかない超小型・軽量ボディー。そのためバッテリーも小型で、最長でも80分の連続撮影ができるが、普通に使おうと思ったら予備バッテリーを買うのは必然だった。だから、これはうれしい配慮だ。

 世界最小の0.85型4GBHDDを内蔵。最高画質で約1時間25分、最長で約4時間の動画撮影が可能だ。HDDは優れた衝撃吸収力をもつゲル素材によるフローティング構造。HDD全体を保護しつつ、落下時はディスクからヘッドが離れて、ディスクの損傷を回避する。この際、撮影された映像は内蔵バッファーメモリーに蓄積され、HDDが復帰したあとメモリー内の映像を書き込むから、途切れずに撮影することが可能だ。

総画素数、約519万画素の高精細CCDを搭載

 撮像素子には、総画素数約519万画素の1/2.5型CCDを搭載。有効画素数は動画時250万画素(手ブレ補正オフ時)、静止画ではなんと500万画素での記録が可能だ。これだけ高精細の静止画を撮影できるビデオカメラは少なく、まさに動画も静止画も一台あれば十分な性能を持っている。

 光学ズームは5倍と、一般的なビデオカメラに比べるとやや物足りないが、どうしてなんの、これだけ小さく軽いボディーによく詰め込めたものだと、逆に感心させられる。デジタルズームは5倍で、併用すれば100倍となる。

  • 35mm換算38-190mmの光学5倍ズームレンズを採用。静止画用フラッシュも搭載する。手ブレを防ぐためか、グリップのフロント部に静止画用シャッターがあるユニークな配置。

  • 付属のレンズフードを取り付けると、一眼レフで標準的な52mmのフィルター経になる。フィルターワークを駆使した撮影もたやすい。

スピーカーを搭載したユニークな液晶モニター

  • 約20.7万画素の2.0型TFT液晶モニター。小さいボディーには、このくらいのサイズがよく似合う。

 2.0型TFT液晶モニターには、スピーカーがついていて、これがなかなか大音量。一般的なビデオカメラのモニタースピーカーは、本体内にかろうじて設置されている程度のものが多く、なかなか記録した音声を聞き取りにくい。gigashot V10なら、どんな音声が録音されているのか、詳細に判別することができる。モニターサイズは小さめだが、約20.7万画素の高精細でとても見やすい。

充実した付属品で、買ってすぐに使える便利さ

 前述したダブルバッテリーやレンズフードのほか、gigashot V10は付属品が充実している。カメラを携帯するためのケースやリモコンなど、おおよそ必要なものはすべてそろっているオールインワンだ。

 本体は極限まで小型化されているので、外部に接続端子類は底面のクレードル端子以外はない。そこで、専用クレードルのほか、電源、AV出力、USBと最低限の接続ができる小型の専用アダプターも用意される。これがあれば、クレードルは自宅のAVシステムにつなげっぱなしで、専用アダプターを持って歩くといった使い分けも可能だ。

  • gigashot V10は、ケースやクレードルなど、必要なものがすべてそろっているオールインワン。買ってすぐに使える充実した構成だ。

  • ポンと乗せるだけで、簡単に外部機器との接続が可能な専用クレードル(左)。LAN端子を省略して小型化した専用アダプター(右)。

  • 専用アダプターは、小型のボディーサイズにピッタリ。三脚穴もついているので、付けたままでも撮影に支障はない。

シャープさが際立つ高精細の静止画

 撮影で感じるのは、小型軽量のメリットだ。長時間カメラを構えていても疲れないというのは、ほかのビデオカメラにはない大きなアドバンテージだ。ボディーが軽量だとカメラがフラフラしがちだが、手ブレ補正がしっかりと画面を安定させてくれるので問題ない。静止画で手ブレ補正機能は効かないが、ISO感度が400まで上げられるので、多少粒状感が増すがブレを抑えて撮影できる。

  • ※動画を再生するにはMPEG-2のデコーダが必要です。
    しっかりとした色ノリで、解像度も十分。今回のように、枝や花など細かい被写体では輪郭部に若干圧縮ノイズが見られるが、転送レートが約6Mpbsと考えればよく描写されている(MPEG2/19秒/14.6MB)

  • 約500万画素の高精細で、細部まできっちり描き出されている。色も自然で被写体の持つディテールも正確に再現されている。マクロモードは2種類あり、最短撮影距離1cmまで近寄れる(JPEG/2560×1920pixel/1.3MB)

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