アプリで3倍楽しめる!--Bluetoothスピーカ「Beats Pill+」1カ月使い倒し - (page 2)

アプリ連動でもっと“使える”Bluetoothスピーカに

 さて、いよいよ2台使っての試聴をしてみる。借りたBeats Pill+は白と黒の2色だったので、2台並べるとアシンメトリーで、見た目も面白い。本来は同色を選ぶべきかと思うが、これはこれで良い感じではないだろうか。

 2台接続する上で必要なのが、「Beats Pill+」のアプリ。スマートフォンやタブレットで使用でき、iOSとAndroidの両対応なので、誰でも使えるのがうれしいところだ。


とりあえず、リビングのテーブルに置いてみた。あまり距離はないが、それでも単体の時よりもステレオ感が増した
  • Beats Pill+のアプリ。スピーカを増幅したり、2台をステレオとして使ったりできるようになる

  • Beats Pill+のアプリで増幅を選択。2台めを登録し、あとは専用アプリを使って音楽を再生させるだけ

  • スピーカごとの音量もアプリで操作できる。その都度、隣の部屋に移動しなくてもOK

 まずは2台で同じ音を出力する増幅から使ってみる。同じ音が鳴るので、単純に音量がアップし、パワフルな感じになる。また、リビングと寝室など、違う部屋で同じ楽曲を流す使い方もバッチリ。これはBluetoothの接続距離が長くなったことによる恩恵だ。そこそこ広い一軒家でも届かない場所はないだろう。実際に使ってみると部屋を移動しても、音楽が鳴り響いているのは、結構新鮮。言うなればショッピングモールのように、どこに行っても同じBGMが流れている感じだ。


キッチンに置いて、調理をしながら音楽を聴くことができる。音源はほかの部屋から飛んでくる

寝室のベッドに置いてみた。部屋を移っても音楽が聴き続けられるのは思った以上に良い感じ

 次に試したのはステレオ。それぞれのスピーカを右専用と左専用に分けて再生する。もちろん、単体でもステレオで再生するのだが、スピーカ同士の距離がとれるので、さらにステレオ感が増すわけだ。テーブルの両端やテレビ台の両端に置いて視聴してみたが、ステレオ感が大きく増し、1台では再現しきれない臨場感を感じることができた。距離が離れることで、音が小さくなることも懸念されたが、しっかりと音量を出せるので、その点も問題なし。

 DJに関しては、一応、タブレットやスマートフォンで切り替えて見たものの、一人でやってもびた一文も面白くなく、やはりこれはパーティーなど、大人数でプレイするのが良い感じだということがしみじみとわかった。

 Beats Pill+は、1台2万8800円もするので、おいそれと「2台買っちゃえ!」とはなりにくいながらも、2台使ってしまうと、どうしても2台欲しくなってしまう。1台でも十分なのだが。とりあえず、1台買って、今後、寝室にも置きたいとか、そういう要望が高まったら買い増すのが落とし所かもしれない。

  • 今度はBeats Pill+アプリでステレオを選択。2台めのスピーカが右のスピーカになる

  • ステレオモードの場合は、左右どちらの音を大きくするかの調節もできる。スピーカの位置が左右均等でない場合もキチンとバランスがとれる

  • 大人数で音楽の掛け合いをすれば、面白そうな感じがするDJモード

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