360度の星空をハイレゾとともに--ソニービルで「サウンドプラネタリウム」

 ソニーとソニー・ミュージックレーベルズは、東京・銀座のソニービルにおいてプラネタリウムとハイレゾ音楽を組み合わせたイベント「サウンドプラネタリウム~天空の鏡に響く、ハイレゾの歌~」を開催している。開催日時は2016年2月14日までの11~19時。ソニービル8階の「OPUS」で体験ができ、入場は無料。

 サウンドプラネタリウムは、3回目を迎えるソニービルの恒例イベント。プラネタリウム「MEGASTAR」による星空とハイレゾ音楽を同時に楽しむことができる。


ナビゲータを務めるmiwaさんとプラネタリウム製作・監修の大平貴之氏

 今回はボリビア中央西部に位置するウユニ塩湖の星空を、光学式プラネタリウム投影機「MEGASTAR-II」で再現。1回の上映は約15分で、ハイレゾ音源の楽曲が3曲流れる。再生には、ステレオインテグレートアンプ「TA-A1ES」、スピーカ「SS-AR1」など、ソニーのフラッグシップ機を使用。冒頭と曲間のナビゲーターはアーティストのmiwaさんが務める。

 プラネタリウムは、前回同様大平貴之氏が製作、監修を担当し、1000万個の星を再現。ウユニ塩湖は雨季に地面が鏡のようになり、空の色が反響して上下対照の不思議な光景を映し出すという。会場内の床にパネルを敷き詰めることで、上下対照な光景を再現した。

  • 星空は会場の壁全体と天井を使って投影される。今回は反射する床材を使用することで、天井の星空が床にも映しだされていた

  • プラネタリウムの投影は「MEGASTAR-II」

  • MEGASTAR-IIから映しだされる星空

 大平氏は「サウンドプラネタリウムは、3回目を迎えるイベントだが、年々バージョンアップしており、今回は相当大きなグレードアップができたと思っている。床にパネルを敷き詰めたことで星空が床にも反射し、光、映像、音楽と1つの作品として仕上がった」と感想を話した。

 楽曲は前半と後半で変更され、前半が「あなたがここにいて抱きしめることができるなら」(miwa)、「Without You(Album Version)」(マライア・キャリー)、「Man In The Mirror」(マイケル・ジャクソン)、後半が「WITH YOU」(JUJU)、「I Just Can't Stop Loving You」(マイケル・ジャクソン)、「希望の環(WA)」(miwa)。miwaさんは「レコーディング中でも小さな音で聴くことが多いが、ハイレゾ音源は小さな音でもしっかりと音が分離し、クリアに聴こえる。今後ハイレゾ配信の楽曲が増えていくとうれしいし、自分の曲もハイレゾで配信していきたい」と話した。

  • 星空以外に美しい夕焼けのシーンも映し出される

  • 1階エントランスに展示されている使用機材

  • 1階エントランスには、10億個以上の星の投影を可能にする「MEGASTAR」用超精密恒星原板「GIGAMASK(仮称)」を世界初披露

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