パナソニック、Ultra HD ブルーレイ再生対応の「DIGA」プレミアム機

 パナソニックは10月5日、Ultra HD ブルーレイ再生に対応した世界初のBDレコーダー「DIGA DMR-UBZ1」(UBZ1)を発表した。4K解像度に加え、60pの高フレームレート、HDRにも対応する。発売は11月13日。想定税別価格は40万円前後になる。

 Ultra HD ブルーレイとは、フルHDの4倍の解像度を持つ4K(3840×2160画素)映像を、1秒間に60コマで高速表示し、緻密で動きが滑らかな映像を実現する次世代のブルーレイ規格。輝度ピークを従来の100nitから最大1000~1万nitまで大幅に拡大し、映像のダイナミックレンジを向上させるHDRや広色域「BT.2020」、最新の高効率動画圧縮技術HEVC(H.265)による最大100Mbpsの映像信号などに対応する。


「DIGA DMR-UBZ1」

 4K映像の輝度信号と色信号を画素単位で分析・補正し、4K映像の鮮鋭感や精細感を自在に調整できるほか、輝度信号と色信号の両方に輪郭とテクスチャを補正することにより、圧縮や伝送で失われた成分をクリアに再現できるとのこと。

 HD映像を4Kアップコンバート出力する場合にも有効な4K超解像/W超解像を装備し、高精細で自然な質感と立体感にあふれる4KアップコンバートHDR映像を視聴できるほか、YouTube、NETFLIX、アクトビラなどの4Kインターネット動画でも高画質再生ができるとしている。

 4K撮影動画(MP4形式)の保存・再生ができるほか、4Kテレビを接続すれば4K画質のまま再生することが可能。WAV/FLAC/MP3/AAC/WMA/DSD(5.6MHz/2.8MHz)/ALACといったハイレゾオーディオファイルの再生にも対応する。

 3TバイトのHDDを内蔵し、USB HDDを接続しての増設にも対応。SeeQVault規格のUSB HDDを使用すれば、バックアップやデータの共有、再生も簡単に行える。

 地上、BS、110度CSデジタルチューナは3基搭載し、新番組の録り逃しを防げる「新番組おしらせ」機能や番組の見たいシーンのみを連続して再生することができる「見たいところ再生」(インターネットの接続と「ディモーラ/ミモーラ」への機器登録、CLUB Panasonicの無料会員登録が必要)機能などを装備。外出中も録画番組や放送番組を楽しめる「外からどこでもスマホで視聴」に対応するほか、録画番組や放送を家中2カ所に同時配信することも可能だ。

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