オンキヨー、3ウェイスピーカ「D-77」を発表--1985年登場の初代機から11世代目

 オンキヨーは12月11日、1985年に初代モデルを発売した「D-77」シリーズの11代目となる、3ウェイスピーカシステム「D-77NE」を発表した。12月下旬に発売する。税別価格は17万5000円/1台。

 D-77NEは、約60リットルの大容量キャビネットによる開放的なサウンドを実現し、再生周波数帯域30Hz~50kHzのワイドレンジ再生を可能としている。30cmウーファには、軽量性と高剛性を備え、素材固有のノイズを低減してピュアなサウンドを再現する「ノンプレスコーン」を採用した。

 振動板には力強い低音域を再生するため、コルゲーションを付けて強度を確保。高域再生には、2.5cmアルミマグネシウム合金ドームと4cmバイオクロスコーンを組み合わせた複合型コンビネーションタイプのトゥイータユニットを採用する。中域再生には独自開発の「シルクOMF(Onkyo Micro Fiber)」振動板を搭載した、12cmスコーカを用いている。

 各振動板が振動した際に起こる反作用を受け止めるため「アルミダイキャストフレーム」を採用。キャビネットにはMDF材を6面に採用し、内面の適所には、オンキヨーのギタースピーカー「D-TK10」にも採用しているギター工法「力木(ちからぎ)」を配置した。

 ネットワーク部は、各回路を分割して他回路からの磁束の影響を低減。トゥイータ用にはドイツWIMA製フィルムコンデンサを搭載した。スピーカターミナルには、真鍮削り出し金メッキターミナルを採用している。サイズは高さ660mm×幅380mm×奥行き380mmで、重量は約25.5kg。


「D-77NE」

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]