Dolby Atmos対応BDソフトの発売が決定--米国で9月から

 ドルビーラボラトリーズは9月9日、Dolby Atmos(ドルビーアトモス)対応のBDソフトが、米国時間9月30日に発売されると発表した。第1弾ソフトは「トランスフォーマー/ロストエイジ」になる。

 Dolby Atmosは、2012年に登場した、シネマサウンド技術。サラウンドスピーカに加えてオーバーヘッドと呼ばれる天井スピーカを使用することが特長で、新感覚の音響体験ができる。映画館を中心に導入が進んでいるが、2014年秋に発売されるオンキヨー、パイオニア、デノン、ヤマハのAVアンプに導入されることが決定している。しかしこれまで対応ソフトの発売については明らかにされていなかった。

 トランスフォーマー/ロストエイジでは、ドルビーTrueHDでエンコーディングされたドルビー・アトモス・サウンドトラックを、Blu-rayコンボ・パックとBlu-ray 3Dコンボ・パックの両方に収録。パラマウント・ピクチャーズでは、これ以外にもDolby Atmosを採用したホームシアター向け作品を2014年内にオンラインストリーミングとBDソフトで提供予定としている。

 一方、ワーナー・ブラザースもオンラインストリーミングとBDソフトでDolby Atmosをサポートしていくとのこと。ドルビー・アトモス・サウンドトラックは従来のホームシアターシステムと完全な後方互換性を確保しているという。

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