ボーズ、ウイング型チップで外れにくいインナーイヤーヘッドホンなど3機種を発表

加納恵(編集部)2010年09月15日 19時14分

 ボーズは9月15日、新イヤーチップを採用したインナーイヤーヘッドホンの「Bose IE2 audio headphones」(IE2)、アップル製品に対応したモバイルヘッドセット「Bose MIE2i mobile headset」(MIE2i)、オーバーヘッドタイプの「Bose AE2 audio headphones」(AE2)を発表した。独自の「Triportテクノロジー」を搭載し、コンパクトなモデルでもバランスのよい高音質を再生するとしている。

 インナーイヤータイプのIE2とMIE2iは、新開発されたウイング型のイヤーチップ「StayHear」により、スポーツなどの激しい動きにも耐えられる装着感を実現したという。

  • ウイング型イヤーチップ「StayHear」

 StayHearは、羽根のようなフォルムのパーツをイヤーチップと一体化したもの。ウイング部分が耳上部のくぼみにフィットすることで、イヤーチップが外れにくく、安定感ある装着ができるとしている。素材にはシリコンを使用している。

 MIE2iにはマイク付きリモコンを備え、iPodなどでの楽曲視聴時に、再生、停止、ボリュームのアップ、ダウンが手元で操作できる。iPhone接続時には、着信時に音をフェードアウトさせ着信に応答するとのこと。マイクは無指向性なので、クリアなハンズフリー通話に対応する。

 入力端子は、iPhoneやiPodなどとの接続をスムーズにできるよう角度をつけた形状を採用した、アップル製品専用設計になっているという。

 イヤーチップはS、M、Lの3サイズを用意する。発売日と価格は、IE2が9月25日で、1万2600円。MIE2iが10月30日で、1万5750円になる。

  • StayHearが外れにくい構造であることを約60gのS字フックを付けて検証した

  • 「Bose IE2 audio headphones」

  • マイク付きリモコン部

 オーバーヘッドタイプのAE2は、低反発素材のイヤークッションと、頭部を挟みこむ力のクランプ圧の最小化を図ることで、最適な着け心地を提供するとしている。

 169cmのケーブルは片出しタイプで着脱も可能。イヤーカップ部は内側に90度回転させられ、コンパクトに折りたたむことができる。発売日は10月30日。価格は1万8900円になる。

 いずれのモデルもボーズ取扱店、直営店、オンラインストアにて販売され、同日から予約受付を開始している。

  • 「Bose AE2 audio headphones」

  • AE2のイヤークッション部

  • 着脱式ケーブルを採用する

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