視聴済みDVD、VHSソフトがBDに--SPEJとイオンが引き取りキャンペーン

加納恵(編集部)2010年06月08日 14時19分

 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPEJ)とイオンは6月8日、「DVD・VHSソフト引取りキャンペーン」を実施すると発表した。手持ちのDVD、VHSソフトを持参すると、対象のBlu-ray Disc、DVDを特別引き取り価格で購入できる。実施期間は6月10日から7月下旬を予定。全国のジャスコ、サティ、ポスフール、スーパーセンターなどイオングループ直営の家電売場のある店舗を中心に計323店舗で実施される。

 引き取り対象製品は、手持ちのDVD、VHSソフト(テレビ録画用やデータ保存用は除く)。引き取り1本につき、指定のBlu-ray DiscソフトもしくはDVDソフトいずれか1本を引き取り価格にて購入できる。引き取り価格はBlu-ray Discソフトが1480円、DVDソフトが680円になる。

 引き取り価格で購入できるのは、「天使と悪魔」「ターミネーター4」など、SPEJ作品のBlu-ray Discソフト100タイトル、DVD70タイトル。タイトル数は順次拡大予定としている。なお、引き取り用のDVD、VHSソフトはメーカー、ジャンルの制限はない。

 SPEJによると、今回のような引取りキャンペーンは業界初とのこと。Blu-ray Discを再生する機器は持っていても、実際にBlu-rayソフトを体験したことがないというユーザーに向け、Blu-ray Discソフトの市場拡大を目的に実施することを決めたという。

 引き取られたDVD、VHSソフトは、プラスチックの原料としてリサイクルされるということだ。

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