[レビュー]通勤鞄に忍ばせたい軽さと装着感--マクセルのノイキャンヘッドホン「HP-NC15」

堀江大輔(D☆FUNK)2008年07月04日 18時08分
マクセル
内容:約150gという軽量と折りたためるコンパクトモデルで、通勤・通学に便利なノイズキャンセリングヘッドホン「HP-NC15」。人気ブランドがひしめくノイズキャンセリングの中で、オーバーヘッドタイプながら、コンパクトサイズを追求している。

クラス最軽量となる150gを実現

 ノイズキャンセリングヘッドホンも、最近は店頭売価で1万円を切るものがずいぶんと増えてきた。しかも、ビクター、パナソニック、ソニーなど、有名メーカー各社が発売し、意外な激戦区となっている。

 さてそんなノイズキャンセリング激戦区の中で、登場したのがマクセルの「HP-NC15」だ。ハウジング部分にマイクを内蔵し、マイクから外部の騒音を拾い、逆位相の音をヘッドフォンで流すことで、騒音を最大5分の1にまで低減できるという。電池内蔵タイプとしては、最軽量クラスとなる約150gを実現。実勢価格8000円前後とかなりお得な商品だ。さっそく、その実力に迫ってみよう。

 

 まず付属品だ。本体のほか、キャリングポーチ、アルカリ単4乾電池、1mの延長コード、航空機用アダプタなどがセットしてある。

 本体は折りたたみが可能。小さなポーチにもすっぽりと収まる。かさばらないので、デジカメ感覚で、カバンにポンといれておける。

  • 02 ハウジング部の上部に電池収納部がある。電池の持続時間は約30時間

 電池はヘッドホンの右のハウジング部の上部に単4乾電池1本を収納する。これで約30時間の連続使用が可能だ。ノイズキャンセリングのスイッチも、同じく右のハウジングの裏に用意されており、スイッチをオンにするとブルーのライトが点灯。かなり明るいため、切り忘れることはあまりなさそうだ。

  • ノイズキャンセルのスイッチを入れると青く点灯する。かなり明るい

 では、さっそくつけてみよう。電池入りで約150g。最軽量クラスのヘッドホンと豪語するだけのことはある。確かに軽い。ときに、つけているのを忘れてしまいそうになる。

 低反発素材を採用した、イヤーパットも心地良い。 ただこれは、もう少し大きくてもいいと思う。ヘッドホンが軽い分だけ、ちょっと動くとイヤーパットがずれてしまう。イヤーパットの隙間から外部の音が入って来てしまうので、このままの大きさにするならば、もう少し耳を挟み込む力を強めたほうがいいように思った。

 折りたたみ式のヘッドホンでは、ヘッドバンド部分が頭にぶつかって痛くなることがある。だがHP-NC15は、頭頂部が当たる部分にもクッションをつけているため、長時間つけていても不快な感じはしない。

  • ヘッドホンを折り畳むと、ポーチにすっぽりと収められる

  • 袋のポーチ、飛行機用のアタッチメント、延長ケーブルなどが付属する

  • ヘッドバンド部の頭頂部にもクッションをいれている

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]