本体は“半完成品”の状態で梱包されている。箱からターンテーブルを出してセットし、ゴム製のベルトをプーリーに止めて完成。まるで学研「大人の化学」の付録みたいでセットアップするのが楽しかった。
本機はベルトドライブという、レコードプレーヤーとしては安価な方式を採用している。価格を考えれば仕方がないが、音にこだわる向きには回転ムラの少ないDD(ダイレクトドライブ)方式の製品が欲しかっただろう。
次に付属ソフトの「Sound Forge Audio Studio LE」をパソコンにインストールする。そしてPS-LX300USBをUSBケーブルでパソコンに接続すれば準備は完了だ。
PS-LX300USBとSound Forge Audio Studio LE使ってアナログレコードをCD化してみた。ソフトを起動して録音準備ができたら、ターンテーブルに針を下ろし、パソコン側は録音ボタンをクリック。これでアナログレコードの曲がパソコンに取り込まれる。
音楽ファイルはほとんどの形式に対応しており、手持ちの携帯音楽プレーヤーなどに合わせたファイルで取り込めばいい。このとき音質にこだわるなら非圧縮のWAVE形式を選ぶ。
ソフトには再生時のスクラッチノイズや静電気で発生するパチパチノイズを軽減する機能がついている。
本機のついてるレコード針はダイヤモンド製で、目安となる針先の平均寿命は約500時間になっている。また本機には交換針が1つ付属するのでありがたい。付属針の寿命が来た場合は、ソニーのサービスセンターでの対応になるとのことだ。
ちなみにレコード針の寿命を縮めるのはレコード盤についたチリやホコリ。再生するときは無精をせずにレコードクリーナーを使いたい。
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