液晶テレビのワールドベストセラー第2弾--サムスン「Bordeaux Plus」 - (page 2)

日本サムスン
LN40R81B
内容:2006年北米でベストセラーとなった液晶テレビ、サムスンの「Bordeaux」。グロス感あふれるデザインは液晶テレビのデザイントレンドとなり、人気を博した。そんなワールドワイド型のヒットモデルの最新鋭機が登場。さらにブラッシュアップを図った画質、デザイン、機能に迫る。

映像エンジンの進化で画質を向上

 画質の向上も大きな特徴だ。液晶パネルは従来機と同じ解像度(1366×768ドット)で、倍速駆動や黒挿入表示などには対応していないが、独自の映像エンジン「DNIe」が大幅にバージョンアップされ、前モデルに比べると表示画質は大きく進化している。

  • サムスンのデモを視聴。高いコントラストで、モデルの表情や果物の瑞々しさを描く。派手めの映像だが、前モデルと比べると、黒の表現が進化し、色の出もビビッドになっているのがわかる

 「コントラスト・エンハンサー」回路の機能改善によって、コントラスト比が従来機の5000:1から、液晶テレビで最高レベルの8000:1(ダイナミックモード時)へと向上。また、「アクティブカラー」回路の採用で色再現も改善されている。

 画像エンジン改良の効果を見てみよう。映像調整で「ダイナミック」モードにすると、まぶしいほどのハイライト感と黒の締まりが感じられる。これは店頭デモ的なモードだが、映像エンジンの進化がよくわかる設定だ。通常視聴の「標準」モードにすると見やすい映像になる。

 ダイナミックモードほどコントラストは高くないが、前モデルと比べるとシャドウ部の表現が向上し、色の出が良くなっているのがわかる。「映画」モードにすれば色温度を下げたしっとりとした画質で映画を楽しめる。このほか詳細な画質イコライジングモードも新たに採用され、自分好みの映像に微調整することも可能になった。

  • 映像モードは「ダイナミック」「標準」「映画」から選べる。詳細設定も可能になった

  • 映像調整で「アクティブカラー」をオンにすると、色の出がよりビビッドになる

  • 前面のブルーLEDは、オフ・スタンバイ時オン・視聴時オン・オンが設定できる

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