自然な遮音性と抜群のフィット感が心地良いカナル型ヘッドフォン、SHURE「SE210/SE310」 - (page 2)

エースラッシュ2007年06月06日 20時54分
SHURE
内容:プロ用音響機器メーカーとして知られるSHUREから、最新のカナル型ヘッドフォン「SE210」と「SE310」が発売された。そこで今回は、新たに採用された「ソフト・フォーム・イヤパッド」の装着感や遮音性、気になる音質などについてレポートしよう。

新採用の「ソフト・フォーム・イヤパッド」が生み出す快適空間

  • SE210とSE310に標準で付属する合計3種類7組のイヤパッド。上からソフト・フォーム・イヤパッド(S/M/L)、ソフト・フレックス・イヤパッド(S/M/L)、トリプルフランジ・イヤパッド、そして一番下がクリーニングツールだ

 SE210およびSE310が従来のE Seriesと大きく異なるのは、弾力性のあるウレタン素材にラテックスコーティングを施した「ソフト・フォーム・イヤパッド」を新採用しているという点。素材自体はE Seriesの「フォーム・イヤパッド」と似ているが、丸みを帯びた形状でフィット感が増したことに加え、ラテックスコーティングにより耐摩耗性の向上も図られている。イヤーパッド自体に汚れが付きづらく、もし長期間の使用で汚れが目立ってきた場合も簡単に水洗いが可能だ。

 また、SE210とSE310には「ソフト・フォーム・イヤパッド(S/M/L)」のほかに、着け心地の良いシリコンラバーを使用した「ソフト・フレックス・イヤパッド(S/M/L)」と、独特の形状で優れた装着感と高い密閉性を両立したシリコンラバー製の「トリプルフランジ・イヤパッド」が付属している。

  • こちらがイヤーパッドを外した状態(左:SE310、右:SE210)

 カナル型ヘッドフォンは耳にキッチリと合っていないと本来の実力を発揮できないが、合計3種類7組ものイヤパッドが標準で付属しているため、きっとジャストフィットするものが見つかるはずだ。

 そのほか、電気的な解析により周囲の騒音をカットする最近流行の「ノイズキャンセリング機能」をあえて使わず、イヤーパッドだけで自然な遮音性を生み出しているのも同社の特徴といえるだろう。

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