操作画面はソニーのAV機器やSCEの携帯用ゲーム機PSPでもおなじみのクロスメディアバー(以下XMB)を採用。左右で機能を、上下でコンテンツなどを選択する。コントローラーの十時キーで操作しやすいインターフェースだ。
コントローラーはBluetoothを使用したワイヤレス方式を採用した。無線方式ながら、有線のコントローラーを同じくキビキビと操作できる。ただ内蔵バッテリーを使った充電式なので、充電には本体の電源をつけたままコントローラーをUSB接続しなければならない。
ゲームをしながらでも充電はできるが、それではせっかくのワイヤレスの魅力が半減する。ちなみにPS3の最大消費電力は380Wであり、待機時でも100W台の消費電力は避けられないことを考えると便利だが、コントローラーの燃費はよくない。
ゲームは「リッジレーサー7」(ナムコ)を使ってテストした。画面は繊細で、サウンドもいい。新車が納車されるムービーは誰しもが息を飲む美しさだろう。しかし従来機PlayStation 2に比べて驚くほど美しいかと言えば疑問は残る。約25Gバイトの容量を使い切っているようには思えない。そのほかもタイトルの目新しさには欠け、現時点でゲーム機としての実力のすべてを実感することは難しかった。
ただ市販タイトルよりもネットワークを介してダウンロード購入できるソフト「BLASTFACTOR」(ダウンロード価格:850円)や無料の「いつでもいっしょ」などはとても面白い。BLASTFACTORはコントローラーの6軸モーションセンサーを使ったシューディングだが、フルHDの映像が楽しめ、操作方法もユニークだった。無料お試し版もあるので、ユーザーはぜひ試していただきたい。
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