ZEN V PLUSに搭載されているおもな機能は、「ミュージック」、「ビデオ」、「フォト」、「FMラジオ」、「マイク録音」、「ライン録音」、「オーガナイザ」の7つ。
このうち「ミュージック」機能では、MP3とWMA、WAVなどの音楽ファイルを再生することができる。また、Windows Media DRM 10をサポートする定額制音楽配信や、オーディオブックのAudibleにも対応しており、PCでダウンロードした楽曲やオーディオブックをZEN V PLUSに転送して楽しむことも可能だ。
「ビデオ」は、AVI形式のムービーファイルを再生することができる機能。ただし、AVI形式といっても、拡張子がAVIであればなんでもOKというわけではなく、あらかじめZEN向けに最適化されたファイルに変換しておく必要がある。変換作業は、製品に付属するメディア管理ソフト「Zen V Series メディアエクスプローラ」の中の「Creativeビデオコンバーター」というツールで簡単に行うことができる。なお、変換後のビデオの解像度は128×96ピクセルで、ZEN V PLUSの液晶（128×128ピクセル）にジャストフィットするサイズになる。
「フォト」は、2,304×3,072ピクセルまでのJPEGファイルを再生できる機能。7メガピクセルまでのデジタルカメラで撮影した画像であれば、ファイルサイズを小さくしなくても、そのまま再生できるのが便利。なお、転送した写真アルバムは、気に入った音楽をBGMに設定して、スライドショー再生することも可能だ。
ZEN V PLUSでは、トランスコードAVI形式のムービーファイルを再生することができる
ZEN V PLUSでは、トランスコードAVI形式のムービーファイルを再生することができる
「フォト」機能では、気に入った音楽ファイルをBGMにして、スライドショー再生（上）や3×3のサムネイル一覧表示（下）さらに、フル画面表示などが可能
このほか、ワールドワイド対応のFMチューナーを使って世界各国でFMラジオを楽しんだり、内蔵マイクを使ってボイスメモをとったり、Microsoft OutlookやWindows標準のアドレス帳と同期してスケジュールやアドレスなどを参照することもできる。
ライン入力ケーブルを使ってカセットデッキやMDなどに接続すれば、プレイヤーへダイレクトに録音することが可能
マイク内蔵で、簡単にボイスメモを録れる。音質はモノラルだが、4Gバイトモデルならば最大約266時間録音が可能
Microsoft OutlookやWindows標準のアドレス帳と同期してスケジュールやアドレスなどを参照することもできる
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