文:Alex Iskold
翻訳校正:吉井美有
2007/12/25 08:00
Diggは多くの意味で重要だ。Diggはソーシャルソフトウェアのパイオニアのひとつである。また、Diggは人間が作った、実際にうまく動いている自己組織化システムの最初の一例だ。Diggはウェブの雑音の中から多くの信号をふるいにかけるフィルタでもある。
Diggは将来どうなるのだろうか。Diggの今後の姿には多くの要素が影響する。まず収益化の問題がある。Diggはそれ自体で持続可能な事業となれるだろうか。Alexaによれば、トラフィックに増大の傾向は見られない。かなり以前から買収の可能性について噂が飛び交っているが、もしそうなるのであれば、どの企業が買収するかによってDiggの将来は変わる。何にせよ、直接競合の立場にある企業が台頭してDiggを追い越すとは考えにくい。
ありそうなことは、より多くのサイトが記事への投票機能を取り込んでいくだろうということだ。しかし、これはあまりDiggの脅威にはならない。Diggで最も重要なのは、これがウェブ全体のニュースフィルタだということであり、個々のサイトは競合しない。多くの人が見逃しているが重要なことは、Diggの秘密は記事への投票機能ではなく、分散的な性質を持ち、かつ集約機能を持っている点だ。
読者はDiggをどのように使っているだろうか。今のDiggの仕組みのどこが好きで、どこが嫌いだろうか。コメントで教えてほしい。
Read/WriteWebは次世代ウェブの技術に関する話題を中心に扱ったブログ。
Richard MacManus氏が心惹かれた革新的なアプリケーションやサービスのほか、気になる製品のポジショニングや最新のウェブニュース、業界への洞察をつづっている。
独立系ウェブアナリスト兼コンサルタント。シリコンバレーの企業向けにリサーチや分析、製品開発支援を行う。
Web 2.0 Workgroupの共同創設者でもある同氏はCNETの姉妹サイト米ZDNetでも記事を執筆している。
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