林信行
2005/07/04 23:49
日本初披露の「Google Earth」に大歓声
カマンガー氏は最後に、コンシューマー向け製品の1つとして「Google Earth」を取り上げた。同サービスは、6月29日にベータ版が公開されたが、日本で一般向けに披露されたのは同イベントが初となり、そのデモンストレーションには大きな歓声があがった。
Google Earthは、同社が2004年11月に買収した米Keyholeの技術を元に開発したサービスで、人工衛星からの写真や航空写真を用いて3Dの地図表示を行う。
起動すると、まずは宇宙から見た地球の様子が写し出されるが、特定の場所を指定すると画面上の地球が回転し、徐々にズームされて指定した場所の上空写真を表示する。この間の動きは、途切れのない動画で表示される。
実はここまでは、Keyholeの既存サービスで既に実現している。Googleは、これを元にいくつかの改良を加えている。
例えばニューヨーク市にズームインするデモでは、上空写真を表示した後、斜めから見た3D表示に切り替わり、個々のビルの高さを比べることができた。また、ルート検索機能も備わっており、空撮カメラでルートを追うようなナビゲーション映像が表示される。


すでにベータ版の提供が始まったGoogle Earthは、現在Windowsマシンのみに対応しており、ほとんどの機能は現在無料で提供されている。当面は米国向けのサービスとして展開する予定だが、米国外の地図も充実させて行く予定で、ベータ版では日本の首都圏の地図も表示可能となっていた。
この他のコンシューマー向けサービスとしては、パーソナライズ機能やローカル検索などが紹介された。
5月から試験的に提供しているパーソナライズ機能では、検索画面上でGoogle NewsのヘッドラインやGmailの受信メールなどが表示できるようになる。表示したいコンポーネントをドラッグ&ド

ちなみにGoogle Mapsでは、この講演当日から突然日本の衛星写真なども閲覧可能となったが、この件についての発表やコメントはなかった。
三部構成の講演だったが、来場者の関心は最後に披露されたGoogle Earthに集中した。カマンガー氏は、「何をやるにしてもGoogleが目指すのは、世界中のあらゆる情報を、どこからでも便利に活用できるようにすることだ」と述べ、講演を締めくくった。
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