最終更新時刻:2009年7月7日(火) 7時30分
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リナックスマニアのUbuntuプリインストールPC

公開日時:
2007/11/09 13:39
著者:
まつもと

8月にLinuxプリインストールパソコンを手に入れるにはというエントリーを書いたが、その中で「リナックスマニア」を紹介した。SoSOという新宿の会社のブランドで、Fedoraを採用したラインナップを揃えている。

その頃にはまだ日本でUbuntuプリインストールパソコンは発売されていないと私は勘違いしていた。けれど、実際にはこのリナックスマニアのラインナップに、7月に「相ノ坂モデル」が加わっていた。これはUbuntuを採用している。そのバージョンが昨日7.10にアップグレードされたという報道を目にして、ようやく自分の間違いに気がついた。言い訳をしておくなら、この「相ノ坂モデル」、8月時点のサイトでは見落とすぐらいに目立たなかった。ひょっとしたらUbuntu人気のせいで目立つところに出世したのかもしれない。

他のモデルが比較的ハイエンド仕様でそれこそリナックス好きの「マニア」をターゲットとしているように見えるのに比べて、この「相ノ坂モデル」は、そこそこに高性能ながら小さな筐体を採用していることから、むしろより幅広いユーザーに訴えることを狙った製品のように見える。Everexの巨大な筐体のgPCは家が大きくて車でドンと買い付けに来るようなユーザーの多いアメリカには向いているかもしれないが、日本ならこの弁当箱サイズがちょうどいいのだろう。Mac miniが出て以来、似たような筐体のPCが二匹目のドジョウを狙ったが、アピール度の高い特徴を出せたものはあまり見なかったように思う。Windows機では、小さいことはあんまり魅力ではないのか? Linuxマシンならどうだろうか。

動作確認済なのはもちろん、スタートアップガイドやインストールガイドが付属していること、OSそのものの他、電話サポートでOpenOffice.org、Thunderbird、添付のオリジナルSoSOアプリケーション、Java、Adobe Reader、Adobe Flash Player、Google Toolbarの基本操作まで対応してくれるというのだから、このあたり、ひょっとしたらDellなんかよりも対応はいいのかもしれない。さすが「マニア」と称賛させていただこう。

興味深いのは、販売ページ中にビジネスユースにLinuxデスクトップは現実的か?という記事があること。ということは、明らかにビジネスユーザーをターゲットにしているわけだ。その戦略は、正しいと思う。けれど、だったら「マニア」に社長さんは引いてしまうんじゃないだろうかと、余計な心配をしてしまう。

Linuxがどの程度の範囲までどの程度の早さで非Geekのユーザーに普及していくのか不明な点は多いけれど、こういった試みはもっと多くのメーカーがやってみてもいいと思う。チャンスは前髪を掴まなければならないものなのだから。

 

 

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

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