最終更新時刻:2010年2月10日(水) 21時17分
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何故iPhone 3Gは日本で失敗したか (1/13)

公開日時:
2008/10/17 05:35
著者:
きゅうびの

13週連続企画? 何故iPhone 3Gは日本で失敗したか (1/13)

というわけで、記念すべき?最初のネタはiPhoneから行きたいと思います。毎週一話ずつ……というつもりで13週連続企画などとブチあげてますが、多分13週も立たずに13回に達してしまうでしょうがその辺はご愛敬で:)

・日本市場で躓いたiPhone

IT関連メディアのみならず、一般向けメディアをも大いに騒がせたiPhoneブームも一息入れつつあるが、結局のところiPhoneは日本のユーザに受け入れられたのだろうか?

残念ながら、今のところ答えはノーに近いところにありそうだ。

本稿では、全13回に分け、何故iPhone 3Gが日本市場で失敗したのかという話題を取り上げてゆく。

・結局の所、何台売れたのか

この記事をアップロードしている2008年10月17日現在、日本でのiPhone 3G発売からおよそ3ヶ月が過ぎた。

ある程度ネットに精通していなければ利用されることのないCNETの、それも個人ベースのblogを読んでいるような方には釈迦に説法であろうからことさらに詳しく述べないが、メディアの流すiPhone評は概ね「失敗」である。

販売台数の公表に積極的なアップルと異なり、SoftBankはひたすらiPhoneの販売台数公開を拒否しているが、おそらくこの3ヶ月間で20万台前後であろう……という見解が一般的になりつつある。

日本国内におけるiPhoneの具体的な販売台数だが、各種メディアから漏れ伝わる断片的な情報を元におおよその販売台数を推測していたのだけれども、AppleInsiderに大まかな売り上げらしきものが出てしまったので、無用の推論となってしまった。やはり、ここでも20万台前後であろうという結論に至っている。上記記事はおよそ発売より2ヶ月後の段階で20万前後と述べているから、おそらく現段階(発売より約3ヶ月後)で、多めに見積もって20万台後半といったところではなかろうか。

残念ながら、この数字は自分の個人的予想をかなり下回るものであった。自分は、発売から半年で40万台後半〜60万台程度を売り上げるのではないかと考えていたが、最終的にはこの予想を大きく下回ることとなりそうだ。

これまで、「iPhoneは売れている派」は「数十万台が売れた大ヒット端末だ。SoftBankも『売れている』とコメントしている」と主張し、「完全に失敗派」は「いくぜ100万台とか宣いながら何だこの在庫の山は」と罵りあう光景が見られたが、現段階で30万台には達して居ないと見るのが妥当だろう。失敗したか否かはさておき、3ヶ月で30万である。

・失敗とは何か?

3ヶ月で30万という出荷台数は、これは国産のそこそこ売れている端末と大差無い数字である。言うまでもなく、海外発の携帯電話が日本国内でこれほど売れたことは驚くべきことだし、スマートフォンとしても驚異的なヒットの部類に入るが、結論から言えばこの数字は失敗したと考えざるを得ない。

何をもって失敗とみるかは追々述べてゆくが、blogや掲示板等での言い争いなどを見ていても、「何を以て失敗と見なすか」という点についての議論が十分に為されていないように見受けられる。

本稿では、何故日本で失敗したのか?という事柄を、失敗とは何か?という話題と平行して論じてゆきたい。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

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