最終更新時刻:2009年11月26日(木) 15時28分
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企業ブログが伝えるべきは「物語」

公開日時:
2007/03/05 08:15
著者:
yoshi.k

企業におけるブログの活用が一般的になってきました。しかし、そのような状況の中で、「ビジネスブログなどと言われて、情報発信が大事だとは言うけれど、情報と言っても何を発信すればいいのかわからない。」 といった声を企業の担当者様から頂くこともあります。

確かに様々な企業の担当者様などからお聞きする話の中で、ブログをビジネスに活用したいという要望自体は多いものの、ではブログを何のために活用するのか、特に ブログで何を情報として発信するのか、といった点については今ひとつはっきりとしていないケースも多い気がします。冒頭で書いたように、「情報発信したい
けれど、発信する情報がない」などといったお悩みも実際に多いです。

発信する情報がないと思ってしまう原因として、小難しい理論や、読み応えのあるコラム、インパクトのある新製品・新サービスのリリース記事などといったものがブログで発信すべき情報であるという認識を持たれている方が多いのですが、これでは情報発信の敷居が上がってしまい、当然のようにそれだけのコンテンツを定期的に発信するだけのリソースはありませんといった結論に達してしまうのは仕方のないことです。

もちろん、そういった情報を定期的に発信できれば、それはそれですばらしいのですが、企業がブログで伝えるべき情報としてはもっと重要で、しかもどの企業にも等しく存在するものがあるのです。

それは、「物語」。

Humans are not ideally set up to understand logic; they are ideally set up to understand stories. Roger C. Schank (A WHOLE NEW MIND , Daniel H. pink , P100から引用)

「人間は論理を理解するようにはできていない。人間は物語を理解するようにできているのだ」

とは認知科学者、ロジャー・C・シャンク氏の言葉。人間は物語の形をとって伝えられたほうが、より明確に情報を理解することができ、しかも印象に残るのだそうです。

アクセスできる情報の量が飛躍的に増大し、さらにその情報へのアクセスが容易になった現在の世の中では、1つ1つの情報のが与えるインパクトは相対的に低下してしまいます。

ありきたりな商品・サービス紹介や、スペックを羅列しただけの情報だけでは消費者に実際のアクションを起こさせるにはもはや不十分。商品、サービスに関わる 「物語」 を伝えることで 「共感」してもらうこと、ユーザーとの感情的なつながりを獲得することが大切になってくるというわけです。

その商品、サービスが生みだされるまでの物語、その商品、サービスによって生まれた物語など、「物語」はどの企業にも必ず存在します。企業内にあふれる物語を見つけ出し、伝えること。それが今、企業が行うべき情報発信であり、それを容易に行うためのマーケティングツールとしてブログは実際に役に立ちます。

ブログで発信する情報でお困りの企業担当者様。まずは自社内の「物語」を見つけ出すところから始めてみてはいかがでしょうか?


※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

このエントリーへのコメント

4

とっても腑に落ちる指摘です。物語マーケティングはソーシャルメディア最適化の枠組みで考えると効果的なのかも?と感じました。。

  takahito on 2007/07/18

3

yone様、H.C様コメントありがとうございます。

> H.C様

実際にその商品の開発に携わったスタッフの方が直接ブログで情報発信、開発秘話を公開したりといったケースは、大手メーカー等で見られるようになりましたね。

また、そうすることで商品やサービスに対して親近感を持っていただけるというのも、一つのメリットといえるのではないでしょうか。

  yoshi.k on 2007/03/11

2

ホント、なるほどです。

実例やコツも知りたいですね。

  H.C on 2007/03/06

1

なるほど・・物語ですか。面白いですね。ためになります。
今度ブログを書くときの参考にさせて頂きます。

  yone on 2007/03/05

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