このところ、茨城県へ出張へ行く機会が増えた。つくばエクスプレスTXが開通したおかげで便利になったこともその要因の一つだろう。
僕は東京都大田区在住で自家用車を持っていない。移動は電車かバス、タクシーだ。ところが、出張先では同じようにはいかない、慣れないという事もあるのだろうけれど、鉄道の駅から客先などの目的地へ行くのに、歩いて行ける距離ではないからだ。地方の拠点というのは、鉄道路線に依存していなくて、幹線道路に依存している。だから、都会の感覚で移動しようとすると、電車賃よりもタクシー代の方が高かったりする事もある。帰りは駅まで送っていただいたりして、交通費の大半が好意で浮いてしまう事もある。こういうコストって、どうにか納得のいくものにならないのだろうかと思ってしまう。結果、地方への出張を敬遠しがちになってしまい、都会という便利な地域のローカルな人になってしまう。
話を戻して、電車と自動車のどちらも大好きなのは日本の特徴だと思う。日本の都市部のみかもしれないけれど。
茨城県の客先へ通っているうちに、「自動車を貸してあげるから、あの辺に泊まれば」と勧められるままにお借りして移動を繰り返してみると、大きな違いに気がついた。
僕にとって、移動中の時間は、考えるか、考えを整理するための余白的なものだ。本や雑誌や電子メールを読んだりする事も少なくない。でも、運転している時って、何にも出来ないじゃん!あんまり運転がうまくないせいもあって、ラジオだって聴かないようにしているくらいだ。
でも、最大の利点は、ご存じのとおり。
駅の近くに目的地がある場合以外は、自動車での移動は自由度が高く、自分の好きな行程を選ぶ事が出来る。乗り継ぐ必要もないというのはコスト計算を積み重ねる必要もなく、最大の利点かもしれない。
けれど、慣れた人にはいいけれど、たまにしか運転しない人や僕みたいに元々上手でない人には困った事になる場合もある。(そもそも、免許を持ってない人は運転が出来ない)
電車を利用するのに、教習所で訓練をする必要はないもんね。
つまり、SaaSは電車で、ソフトウェア購入(Siebel用語ではオンプレミス)は自動車なんじゃないかと思う。
電車以前の蒸気機関車の時代の鉄道だって、大金持ちだけの乗り物だった自動車だって、最初は輸入車から始まっているのだと何かで読んだ。今やパソコンも国産が揃っている。そろそろ、ソフトウェアも国産が当たり前の時代に入ろうとしているのではないかと思う。それの切欠となるのが、今のSaaSブームなんじゃないかと僕は期待している。
施されるより、施せ。〔わをん〕
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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