ネット・オークションって、何回かアクセスした事があるけれど、なんとなく使う気がしない。きっと、僕には縁の遠いものなのだろうと思っている。だけど、まだまだアクセスさえした事のない人って、いるんじゃないの?一般投資家とか。
MicrosoftによるYahoo!の買収提案は、金額が妥当でないという理由で拒否をしているらしいけど、どうせなら、ネット・オークションで適正価格を決めては如何だろう?競りの過程や交渉をみたいなぁ。
桁が幾つも違うのだけど、僕のいたカナダのCRM(Customer Relationship Management)ソフトウェア会社が買収された時のことを思い出した。
2003年の秋だったと思うけど、そのCRM企業は買収される計画を発表した。
調べてみると、以前から出資している米国のベンチャー・キャピタルが、他の出資会社やNASDAQに上場した株を買い取って、他に買って持っているCIM(Customer Interaction Management)ソフトウェア会社を合併させて、再上場を目指すという前向きな計画だった。
今から見ると、SaaSやオンデマンド的な進化させる要素がないので魅力的ではないが、NASDAQ上場で儲けた後、2000年頃の米国ITバブル崩壊で株価は急落してペニー株となってしまっていた当時としては、誰かが後始末をしてくれて会社組織も存続が出来、ある程度は魅力的に思えた。
僕は少々浮かれて、合併予定のCIM企業の日本販売代理店まで挨拶へ行ったりもした。
ところが、その発表から一ヶ月くらい経って、香港のドットコム企業(これはもう死語?)が、より高値で買収したいという提案を発表した。
すると、翌月には、ライバルの米国CRM企業が、よりより高値で買収したいという提案を発表した。しかも株式交換で。もう何年もライバル視してきた企業に買収提案をされた事に、屈辱的な気分を持ったのは、僕だけではなかったろう。おそらく、製品の開発はストップさせられ、既存顧客はシステム移行を迫られるだろうと思われたし。
そして、さきの香港のドットコム企業が、よりよりよりの高値で買収した。
たしか、ライバルの米国CRM企業が買収提案をした前後あたりで、最初に買収発表をしたベンチャー・キャピタルは、金額の折り合いがつかない事を理由に、早々に競りから降りてしまっていた。
これって、どこまで計画的だったのだろうかと、ふと思う時がある。
こんなシナリオが描ける人って、凄いなぁ。
って思いながら、MicrosoftやOracleに少し期待。
施されるより、施せ。〔わをん〕
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