最終更新時刻:2009年7月10日(金) 7時45分
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Web 2.0は死語じゃなかった

公開日時:
2007/11/16 05:07
著者:
わをん

 渋谷で開催されている、「web2.0 expo」へ行ってきました。大盛況です。

 池袋で開催されている「コールセンター/CRMデモ&コンファレンス」へ寄ってから行った(ちなみに、こちらも大盛況)のだけれど、この web2.0 expoの大盛況ぶりに驚いた。このイベントは初夏にやっておかなければ旬を過ぎると思っていたからだ。
 Web 2.0なんて流行り言葉は盛り上がり過ぎたので、冬までもたないだろうと思っていた。だって、次の具体的なサービスやソフトウェアを知らないもん。本質を分かってないだけなのかなぁ。死語なんじゃないの?

 いや、しかし、大盛況だ。お目当てのセッションの感想は、こんな感じ。

10年間の現場から見た日本のウェブ(株)はてな 取締役 副社長 川崎 裕一

 はてな、という会社は、なんだかLOHASな感じがして好きなので、どんな人がやっているのか興味があった。社長のコメントなどを読んだ限りでは、感性が近いように感じている。好きな感じといっても、はてなダイアリーをブログとして使っている程度なのだけれども。 あっ、Tシャツは買った。風力発電のヤツね。今日、着て行ったよ。

 お金もうけ担当。

という川崎氏は、なんだか照れ臭そうにして、でも淡々と自身について語り、はてなについて語った。学生時代、パソコンを買う(使い始める)動機がインターネットだった事って、そういう世代って事なんだろうなぁ。僕なんか、ゲームだったかなぁ、楽器としてだったかなぁ、とにかく高価な箱を自分の思い通りに動かしてみたかっただけだったような気がする。クルマに乗ったら、ハンドルを握ってグルグルと左右に回すでしょ、あんな感じ。IT業界に就職をしたのは、大学の先輩が誘ってくれたからだけなので、最初から違うんだろうな。

 インターネットみたいな新しい世界には年配の人がいないから自由に。

みたいな事を言っていたけれど、先達の手本がないとうまく進めないくせに少し出来るようになると先達を邪魔者の扱いにしたがる僕みたいな奴にとっては、これもまた、世代なのか、性質なのかな。とにかく実践している人はエライよ。歳がひと回りくらい違うんだものなぁ。

 ネットの向こう側をすごく信じている。

というのは、そう言われてみれば、同じだ。性善説みたいなものかもしれない。僕の場合、「信じている」よりは「頼りにしている」って感じかな。

 何かを出すと、利息が倍返し。何もしなければ、何も貰えない。インターネットは銀行のようなところだ。

 あぁ、これは、インターネットに限った事じゃないのにな、と思った。そういう事をリアルの世界には感じられなくて求めていない世代もしくは人達が、Web 2.0の申し子なのかもしれない。僕は、こういう感覚を、近所の緑茶屋さんや酒屋さんみたいな個人商店での会話でいつも感じているし、セミナーへ参加して気の合った人(たまには気が合うまいが)と些細なことについて話す事の中にいつも感じている。もしかしたら、情報に対する貪欲さの違いなのかもしれない。僕はいつも、足りなければ掘り下げて楽しんでしまう、満足しようとする。人に迷惑をかけないっていう点では、これも結構いいよ。だけど、はてなって、そういう貪欲さを持ちながら、人に迷惑をかけないような成長をしているような気がする。上品なんだな、きっと。そういうところも、好きな要素かもしれない。

 金を掘るのに、南アフリカではなく佐渡へ掘りに行く会社、それが、はてな。

 普通は、たくさん掘れるであろうところへ行こうとするのだけれど、少ないかもしれないが必ずあるところへ行こうとしているのだそうだ。これって、ニッチ戦略とかブルーオーシャン戦略に似ていると思う。「金と言えば佐渡」って表現が好きだなぁ。
 ますます、はてなが好きになった。

 ところで、Googleの画面を面白く遊んでみせるデモが決まらなかったせいか、はてな人力検索のデモで入力した質問(アンケート)「ティム・オライリーを知っていますか?」の結果を見るのを忘れませんでした?わずか17分で100件の回答を得て終了していたのに。(回答結果については、ちょっと遊ばれているようにも思えますけど...)

Google AdWords とSalesforceを活用した新しいWeb2.0マーケティング」(株)セールスフォース・ドットコム CS営業本部 アカウントエグゼクティプ/マネージャー 名合 博司、ゼネラル・ビジネス・サービス(株) インテグレーテッド・マーケティング事業部長 森 康行

 Google AdWordsに関する部分は、あまり興味がなかったし、このイベントに来る人はそういう事を既に知っている筈だと思った。でも違ったのかなぁ。Salesforceに関しては、AdWords経由のリーズを検索キーワードなどと共に関連付けて自動で格納出来るという点が素晴らしい。どの様な業種に効果的なのかが具体的に事例で示せると、最強のツールであることを知らしめる事が出来るのではないだろうかと思った。

 セッションを受講して驚いた。各セッションの入場チェックをしてないじゃないか。ミクシィのも行けば良かった。
 カクテル・パーティは、大勢の人で熱気ムンムン、マイクを持つ人も興奮気味で、開催者側が特に楽しそうだった。
 さて、最終日も楽しみだ。

 施されるより、施せ。〔わをん〕

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

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