去年、ウイルス・パターン・ファイル配布問題で騒ぎとなったトレンドマイクロは、ウイルスバスターの既存の個人顧客へ年会費の一ヶ月分を提供してくれた。
その年会費が改定され、値上げが実施される。
その通知を受け取った時、「今から一年半前の事件をお忘れか?」と思った人は少なくないだろう。(実際に何月だったか憶えてなかったのでCNETで調べたのだけれども)
3,150円が4,725円とは、1.5倍じゃないか!
実害が無かったとは言え、安心出来るように安全な状態かを確認したり、70歳を過ぎる父親に電話で連絡したりと、対策で被害を被ったような感は残る。その代償にくれた一ヶ月分って、250円相当じゃないか。
今まで、オンラインで購入していたけれど、家電量販店などで少しでも安く買わなくっちゃと思ってしまう。
もう買わない、って思っていない自分が悲しい。なぜだろう?
そもそも、以前、勤めていた北米の外資系企業が社内導入していたウイルス対策ソフトがシマンテックだったので、別のベンダーも知っておいた方が良いだろうと、個人所有はトレンドマイクロにした。現在は、一台にトレンドマイクロ、もう一台にシマンテックを使っている。数年間、使っていて感じる事は、トレンドマイクロの方が割安感があるという事だ。
年会費を払っていれば、最新製品へ無償アップグレード出来るというのも、サービス指向で好みだ。
だいたい、なんでこんな値上げに至ったのか、理由は何だと読んでみると、「1シリアルで3台のパソコンまでの利用を可能」とある。これは、嬉しい。
ウイルス対策ソフトウェアの多くは、今では、スパイウェア対策やファイアウォール、無線LANパトロール、フィッシング詐欺対策など、多機能の複合製品となっていて、開発やサポート体制も大変だから、値上げなのだろうか。
マイクロソフトのWindows Vistaによって、ウイルス対策製品の契約更新をしない人も増えるかもしれない。
価格競争へ突入する前に、値上げをしておくトレンドマイクロの強かさに驚いた。
「ウイルスバスター2007」が発表--スパイウェア対策機能を統合(CNET)
誰が止めた? シマンテックの連続首位記録、潮目変わるセキュリティソフト(CNET-BCN)
ちなみに、この値上げは、2007年1月16日から実施されるそうなので、値上げ前に契約更新という需要も見込んでいるに違いない。強かだ。
施されるより、施せ。〔わをん〕
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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