EMCがRSA Securityを買収するそうだ。データストレージ・ソフトウェア・ベンダーがデジタル・セキュリティ・ベンダーを?
◆EMC、RSAを約21億ドルで買収(CNET)
◆EMC、RSAセキュリティをおよそ21億ドルで買収へ(Computerworld)
◆EMC、セキュリティ事業強化のため RSA Security 買収へ(internet.com)
◆米EMC、21億ドルで米RSA Securityを買収(Enterprise Watch)
◆米EMC,約21億ドルで米RSA Securityを買収へ(ITpro)
VMware、Documentumなど、EMCが買収してきたソフトウェア・ベンダーの中には、その必然性があるのか分からないものもある。
共通しているのは、前途ある会社を買収していることだ。少なくとも日本では成長中の。
RSAセキュリティなんて、大阪営業所を5月に開設したばかり。社員は不安かもしれないが、VMwareやDocumentumの日本オフィスをそれぞれEMCとは別に残しているところをみると、くっつければシナジーが生まれると考えている訳でもないようだ。
今は、EMCにキャッシュが余っている状態なのかもしれない。
本来のターゲットであった大企業には、もうマーケットが存在しないのだろうか。SAPのように中堅・中小へ下りていくのは、EMCには難しいのかもしれない。
SaaSやWeb 2.0によってホスティングが流行るだろうし、そもそも中小企業にはASPがお似合いだ。コロケーション・サービスの利用が主流となって、ストレージを企業内に配置・運用する大・中堅企業も増えないだろうから、ますますEMCのコアなビジネスの前途は厳しいと思われる。
あまり前途があるとは思えなかった会社を買収しているOracleとは、対照的に見える。
あ、OracleはEMCを買えばいいのか。
施されるより、施せ。〔わをん〕
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
わをん on 2007/02/08
Documentumの日本オフィスは2004年にとっくに統合されちゃってますよ
ただでさえ格段に情報量が増加しそれが日々積み重なっていくので、たとえ中小でも早急に有効な管理体系を構築しないとって危機感はあるそうな。
その意味で、ペタ単位のストレージと文書管理システム、その信頼性の確保って意味でみるとEMCの目指す方向は有効性があるかと。
ただ日本の罠は、「大きなシステムで一括管理=エンタープライズ」でなく、「小さなのを寄せ集めて手作業で間をつないで管理=エンタープライズ」な態度を取りがちだから、ちっちゃく文書管理を始めて5年後にっちもさっちも、ってパターンに陥りがち。。
tomas on 2007/02/07
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☆こんにちは、tomasさん。コメントをありがとうございます。
とっくに統合をされていましたか、失礼しました。ご指摘をありがとうございます。
販売パートナーから見れば、ストレージ顧客にウワモノとしてのドキュメント管理システムは売り易いかも。
日本は横つながりという文化があるから、部門が独立して運営されている場合が多いですね。あえて画一化させない。その結果、情報系システムは部門導入をせざるを得なくて、導入後に大成功させないと横展開が出来ないという事になりがちですね。
ドキュメント管理システム・ベンダーとしては、内部統制ブームが生死を分けるでしょう。