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SunのWeb2.0セミナー第二回:Media as "Software" Part1

2006/06/15 15:22
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渡辺聡

インターネット/IT分野で事業開発に携わる渡辺聡さんが、注目ニュースなどを題材に、そのニュースの背後にある本質的な変化とその先行きを、経済や社会との関わりの中で考えていきます。
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前回も登壇させて頂いたSunのWeb2.0時代のテクノロジー・トレンドセミナーで喋った内容をせっかくなのでこちらで簡単に。

「Media as "Software"」ということで、様々な前提知識の必要な境界領域を一気に話してしまってやや分かりにくいところもあったかと思われるので、参加されていた方もそうでない方も端的なサマリとしてお読み頂ければ。

対象としては、メディアビジネスとソフトウェアビジネスが交錯し始めているところで(会場で話されていたリクルートの方なんかが境界で仕事を上手くされている好例といえる)、両者に間で何が起きているのか、双方のビジネスにとって機会であり脅威であり、お互いになんだか良く分からないが向き合っていかないといけないというところを埋めていく試みの一つとなる。会場で利用した資料(PDF)はこちら
 
 
見たいものを、見たいだけ、見たいように
 
今も昔も変わらないが、消費者がしたいことは「自分がしたいように」に尽きる。メディア選択の範囲や方法は変われど、この軸は変わらない。変わるのは、ユーザーの出来ることの範囲と仕組みが変わるだけになる。

環境変化は簡単にはネットで起きているところと同じで、
 ・コンテンツのデジタル化
 ・各種デバイスの普及
 ・ブロードバンドの普及
という当たり前のところになる。メディアだけ特別な要因で動いている訳ではない。結果、いつでもどこでもネットに繋がり、繋がったネットも文字から映像まで自由に取り出せる、サービスを受けられるという流れが出来てきている。(資料P5)

私家版のメディアの歴史と役割分担の変化は先に「信頼性とメディア設計」で基本構図は掲載したところとなる。(P6〜P10)

ネットサービスの媒体、2.0系企業も含めてメディア企業を幅広く範囲に入れると、事業者が提供している企業機能が非常に少なくなる。凄くシンプルに定義すると、ソーシャル系のサービスは場の提供に徹しているため、会社の組織も規模も非常に小さくなる。コンピューターが年々安価になるのと合わせて、事業の立ち上げにコストがかからないという話が良く言われるのはこの話のためである。
 
 
ユーザーの目に見えているもの
 
ネットの様々なサービスが普及したけっかユーザーが見ているもの、環境がどのように変わったは以下のステップの通り、ただただ情報が増え続けている傾向が加速している。(P11)
 
・そもそも増える情報
デジタル情報は倍々ゲームで増えているというデータがしばしば引用される。また、携帯やコンピューター、ゲーム機を中心に情報端末も同時に増え続けている。
 
・ユーザーも使い始めたメタデータ
RSSフィードのような半分コンテンツになったメタ情報、タグ、ブックマークサービスなど、情報についての情報、情報を評価した情報がユーザーの目に触れるようになってきている。
 
・情報を解釈した情報
ニュースに対してのコメントBlog、更に意見交換を進めて相互コメントを付け合うなど、情報が情報を生み増殖し続けている。
 
各種リーダーサービスのように、サーチサービスのように情報の取得と選別を支援するサービスも出てきているが、人間の使える時間は有限なため、結局溢れて処理出来ない情報が出てきてしまう。

というところで、情報でお腹が一杯になっている素は参加型の話から、BlogからSNS、ブックマークなど最近出てきているサービス(P12〜P17)により量も質も変わりつつある。

対して、リーダーやパーソナライズドサービスなどユーザーが情報を上手く捌くサービスが出てくることで、なんとかバランスを取る方法はないか世の中挙げて試行錯誤しているところとなる。(P18〜P20)

ここまでをまとめると、
 ・そもそも、“媒体”とは何を指すのかがはっきりしなくなる
 ・付随する広告の作り手と出し方も形が変わっていく
というところになる。

後半は別エントリにて。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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