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CEATEC JAPAN 2005(2) メモリースティックとSDカード

2005/10/09 02:37
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渡辺聡

インターネット/IT分野で事業開発に携わる渡辺聡さんが、注目ニュースなどを題材に、そのニュースの背後にある本質的な変化とその先行きを、経済や社会との関わりの中で考えていきます。
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前回に引き続いて、CEATEC JAPAN 2005のPart2を。

メモリースティックとSDカード

もう一つ、規格競争としては小型記憶媒体のメモリースティックとSDカードが合わせて展示されていた。市場競争としては、広く取るとフラッシュメモリから小型のHDDレコーダーまでが範囲に入ってくるがひとまずこの二者において。

オフィシャルサイトの記事「映像のメモリースティックと音楽のSDカード」にて対比的に上手くまとまっているのでポイントを引きながら。
メモリースティックは音楽の方は本家ソニーのブースで取り扱っているからか、ネットワーク対応や映像対応を中心に説明。

なかでも注目は、メモリースティックビデオフォーマットの動画配信サービス。ブースではso-netの動画配信サービス「Portable TV」や、現在一部のTSUTAYA店舗などに設置されている「デジらく」が紹介されています。これらのサービスによって、屋内でも屋外でも好きなときに好きなだけ動画を楽しむことができるようになります。また、動画を持ち運ぶという点で、HDD搭載DVDレコーダー「スゴ録」の最新機種も注目です。新しい「スゴ録」では、録画した番組をそのままメモリースティックに転送し、PSPで外へ持ち出すことができます。転送速度も最大約30倍速で、1時間の番組も約2分という短時間で転送可能です。

対してのSDカードは映像対応を予定していない訳ではないが、音楽配信を中心に説明。

SDカードアソシエーションのブースの目玉は、10月末からniftyで開始されるSDカード音楽配信サービス「MOOCS」です。「MOOCS」で購入した音楽は、SD-Audio規格対応の再生機器や携帯電話で再生できます。MDより小型・薄型で容量も多いSDカードなら、持ち運びも簡単。今までのように何枚もMDやCDを持ち歩いたりする必要がありません。「MOOCS」では、開始時には15万曲、年内には20万曲を配信予定です。さらに、SDカード対応携帯も今後続々と登場する予定です。

と両者の内容を見て市場の現実と比較すると、携帯用の記録デバイスそのものでは無いが明らかに横に並べるべきものがある。もちろん、アップルのiPod。

映像対応のiPodは正式には発表されていないが、出されるのは時間の問題だろう。音楽用のツールとしての実績は言うに及ばず。

元々、メモリースティックにしてもSDカードにしても小型デバイスの記憶容量増加と機器間でのデータ持ち運びが主要用途してイメージされている。しかし、常時接続とネットワーク上のストレージ、共通APIが適度に普及したらどうなるか。iPodのようなソフト(=iTune)と一緒になり再生機器として使えるものに周辺から市場を押さえられ、利便性の部分をネットワークが徐々に代替していくというシナリオは、薄めではあるがまったくありえないものではない。

DVD規格に目を囚われてしまいがちであるが、映像配信が音楽配信並みに伸びていくとすると、再生機器と周辺デバイスの使われ方は大きく変わっていく。気がつけばMDは売り場の隅に押しやられ、CDの販売も持ち歩き再生用ではなく、コンテンツ入手のルートの一つとなっている現実を見ると、映像の側はDVDが主流として残り続けると考える方が逆に不自然に思える。

実現したとしても先にはなるが、ネットワーク化が行き着いた先の姿をイメージしてみると面白いかもしれない。

追伸:
ラウンドアップの記事が出てます。実際に見てきたあと記事のサマリを見ると再度頭の整理になって良いものです。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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