早めに行こうと思いつつ、仕事の都合で最後の最後になってしまったがCEATEC JAPAN 2005にようやく行ってこれた。

全体の話はメディアの各記事に出ているので割愛するとして、幾つか気になったことを項目別に。
Sonyの力点
イベントで示したことがその会社の全てを示しているのではないが、力点は良く分かる。最近グループのリストラクチャリング策を発表したソニーがどっちに向かっているか、プロダクトとマーケの感覚を見たいというのがひとつテーマだった。ちなみに、リリースはこちら。
ブースで強調されていたのは大きく三つ、1)ネットワークウォークマンと音楽配信サービスMora、2)すご録、ブルーレイなど映像関連とPCとの中間に位置しているVAIO、3)ブースの中心になっていた薄型テレビのBRAVIA。音楽と映像のソニーをストレートに表現したものとなった。
若干の製品ラインと重み配分の違いはあれど、音楽と映像、特に大型のテレビは大手家電各社が主テーマに置いてきており、シャープ、松下(パナソニック)、日立、東芝など競合各社もブースの目玉はテレビを如何にアピールするかに力が注がれており、市場で起きていることがそのまま展示場に持ち込まれた印象を受ける。個別比較をすると、ソニーの特別感はさほど感じられない。
ブルーレイそれ自体は後述するとして、自社の製品群の中でどう位置づけているのか、担当の方に伺うと、現在のDVDの販売の延長でコンテンツの販売ルートとして使われるのはまず当然として、家庭内利用としては、大容量レコーダー(これが、HDDレコーダーなのかPC=VAIOなのかははっきりとさせていない様子だった)に一度取り溜めたものを長期保存用に落とす媒体として捉えられていた。DVD=ブルーレイだけでユーザーの購買・視聴・保存の流れは完結しないことが前提となっている。
Blu-ray DiscとHD DVD
少し離れてであったが両陣営ともに出展。CNETのレポート記事はこちら。


両者が凌ぎを削ることで、同時にディスプレイの競争が激しくなることで起きているのは、市場全体で標準的に取り扱う映像の品質は平均して上がっていることである。大画面テレビが徐々に普及し、地上波や8ミリなどの映像品質ではテレビが余るという自体が起きる。DVDが標準化しテレビ側への要求が高まる。更に、ハイビジョン並みを目指した機器群が次世代として控えている。
どうもどこかで見たことある構図だと記憶を探ると、プロセッサとOSの進化に似ている。マイクロソフトとインテルのロードマップをベースにアプリケーションも含めて業界全体が段階的に次のフェーズに入っていった動きと重なる。
液晶、プラズマ単体のアピールではなく「映画館並みの音と映像をお楽しみください」と視聴室を作っているメーカーは幾つもありどこも長い行列が出来ていた。どっちの規格が勝つかという議論はもしかしたら現時点ではサイコロを振るのと同じくらいの意味しか持たないかもしれないが、いずれにせよ、高画質のテレビとホームシアターの需要喚起になっているのは間違いない。
後半部分は続きのエントリにて。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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