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第3回Webクリエーション・アウォード

2005/09/08 23:25
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プロフィール

渡辺聡

インターネット/IT分野で事業開発に携わる渡辺聡さんが、注目ニュースなどを題材に、そのニュースの背後にある本質的な変化とその先行きを、経済や社会との関わりの中で考えていきます。
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Web広告研究会の第3回Webクリエーション・アウォードにご招待頂いて参加してきたので簡単にレポートを。プレゼン資料も随時公開されていくとのことだが手元のメモを頼りに。

参加したのは、基調講演のgooの中嶋孝夫取締役副社長の講演と引き続いてのトークセッション。アウォードと懇親会は帰らない限りは選択権はないのでそのまま参加となった。
 
 
真正面からアプローチしているgoo
 
感想を一言に要約すると、NTTグループの抱えるリソースも良い方に意識しつつ、真正面から取り組んでいるという印象を受けた。

環境変化の認識として、

1)モバイル領域でのIP化:ナンバーポータビリティ、新規参入(=ソフトバンクetc)、2)ブロードバンド領域:光トリプルプレイ、3)隣接領域との融合:放送のデジタル化、FMC(Fixed Mobile Convergence)も合わせてのネット・電話・放送の融合、4)Web2.0などと総称される利用形態の変化

を大きく前提とし、ユーザーの情報の獲得利用行動をフルラインでサポートして行こうというのが基本方針となる。あとは一つ一つBlogとリーダーの組み合わせや検索機能の強化などが具体的なサービスとして対応していっている。

個人的に目を引いたのは、電話帳の資産を生かしてのローカル検索とモバイルとウェブをシームレスに使うことを目指した「コンテキストアウェア」と称されるサービス。前者については、軽く見た感じではあるが、和洋中というのではなくてんぷらとしゃぶしゃぶを分けるような木目細かいカテゴリーの切られ方などが目を引く。マップのAPIとアフィリエイト広告をセットで外出しすることが出来れば面白い使い方が出来そうである。問題はWeb化が進んだときに今の事業規模を上手く維持できるか否かでしょう。

後者は、時間、場所、ユーザーの利用状況や設定を組み合わせてモバイルの表示コンテンツを変えるもの。最終的な実装を見るまでは結論は出せないものの、モバイル連動のRSSリーダーとの組み合わせやローカル検索で利用しているコンテンツとの紐付けがスムーズに行われていくと理屈の上では語られていた”モバイルの移動性を上手くサービスに取り込む”試みが綺麗な形で実現することになる。

日本の放送環境を全て揃えているという原宿のマンション、お邪魔してみたいです。
 
 
ネットの10年
 
個別のケースとしては、良く耳にする感じのものなので大きくは触れず。直接は語られなかったのだが、ウェブの正規化がやはり進んでいるのでは、と思わせるものになった。

コクヨのコーポレートサイトが発足してから現在に至る流れは、最終的に規格とテンプレートを揃えてサイト全体でのトーンやデザイン、ナビゲーションを揃えていく段階を整理したものとなっていた。ここ数年間で大規模なサイトのリニューアルを実施した企業は概ねブランディングの意味も含めて、事業部やラインが勝手バラバラにサイトを作るのではなく、ガイドラインを設けて実装する方法に変わっている。

CreatorsNetのかわちれい子氏からも、JIS規格に対応させたい、ガイドラインを作りたいという要望がちらほら上がるようになってきていると同じ方向のコメントをされていた。

CMSの普及と合わせると、ウェブ上のファイルがW3C標準とは言わずとも、近づいていく。当然検索エンジン対策もここに含まれてくるのだが、ランキング競争の影響を除くとサーチしてコンテンツを拾い易い状況に動いてきていることになる。
 
 
受賞者の方々
 
報告ページはさすがにまだアップされていないようなので、ノミネートページを引用する形で。

赤星琢哉氏(広告会議室)
浅川智恵子氏(「aDesigner」等アクセシビリティ関連研究)
太駄健司氏(インターネット広告のひみつ)
笠原健治氏(mixi)
近藤淳也氏(はてな)
芝田淳氏(松下電器「探検キッズ」)
東ハトコーポレートブランド室メンバー(東ハト「暴君ハバネロ」)
藤本恵理子氏(nifty「ウィルスの恐怖展」)
前田邦宏氏(関心空間)
渡辺英輝氏(P&G「アイラブ困ったさんコンテスト」ほか)

大賞ははてなの近藤さん、Web人 of the yearは渡辺さんでした。


(クリックすると拡大します)

個人的には、IBMの浅川さんやNiftyの藤本さんが受賞されているのが目を引きます。こういう良い仕事をされている方々にもう少し光が当たっていって欲しいので。

受賞者のみなさま、おめでとうございました。

追記:
近藤さんご本人の感想エントリ
渡辺さんご本人の感想エントリ
受賞内容の詳細

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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