最終更新時刻:2009年7月9日(木) 22時52分
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ZDNet Japanに見るメディアの進化過程

公開日時:
2005/04/01 19:14
著者:
渡辺聡

CNET Japanの兄弟サイトにあたるZDNet Japanがオープンした。まだ記事自体はそう多くないが、見ているとこの先数年で現時点でインターネットの媒体で標準になるだろうサービスを提供している。実例として面白いので取り上げたい。

取り上げる前にメディアも関連して周辺環境の動きは昨日のエントリで簡単にサマライズしているので参照頂きたい。

◆トラックバック
メディアでトラックバックを全面採用したのは国内ではCNETが先駆けとなるが、この伝統は引き継がれている。

◆RSSフィード
まず、RSS。専用のページが設けられているのはCNETに同じ。ちなみに、CNET版はこちら。CNETとの違いはニュースのカテゴリーごとにもフィードが出されている点。これは今後のトレンドだろう。ユーザーとメディアの関係がどう変化しているかは後日取り上げたいが、メディアは個別のブランドではなく、フィード単位で読まれる読まれないを選ばれるようになりつつある。

◆タグ
面白いな、と思ったのはタグが積極的に採用されていること。カテゴリの下位グルーピングとしてキーワードが設定されている。ひとつの記事に複数のキーワードが設定されており、キーワードごとに関連記事をまとめて表示することも出来る。例えば「ASP」だとこうなる

タグ単位でフィードが生成できる、とまで行くと今のサーチサービスやTopix.netの世界にまで行ってしまうのだがさすがにやりすぎになると判断したのだろう。ちなみに、Topix.netについては「オールドメディアによるハイテクニューメディア買収」、同(2)でまとめている。

ニュースサイト、メディアの最新動向を普段追っている感覚としては試みは割とスタンダード。しかし、周りの大手と比べるとかなり先進的な試みと言える。しかし、カテゴリとキーワード(タグ)を組み合わせてユーザー導線を作るのはこれからスタンダードになっていくだろう。

トラックバックのようなユーザー参加型の仕組みが導入されるかはそれぞれのメディアの方針次第となる。企業のサイトでも、自社以外の外の世界をどう取り込んでいくかはこれからも課題であり続ける。「メディアビジネスのオープンコンテンツ論」でまとめたように、サイトの外で作られるユーザーのコンテンツとの距離感をどう取るのかは外のトラフィックが増えれば増えるほど悩ましいところだろう。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

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