続きの前に溜まっていたネタのエントリ第一弾を。
日本でもmixiが有料課金を開始したりと、SNS市場が収益の面でも立ち上がり始めているが、米国でも若干動きがあった。押さえておきたいので簡単にご紹介を。Charlene Li's Blogの「LinkedIn gets a revenue stream through job listings」より。
SNSで収益を上げるには
SNSってどうやって儲けるんだ?そんなこと可能なのか?という議論は随分前からされている。
単体収益として考えた場合、媒体としてトラフィックそのものに価値を見出し広告を売るというのが一つ。mixiにしてもGREEにしてもまず出てくる選択肢である。次に、メールやコンテンツ配信などで良くある、プレミアムサービスに課金する方法。これはmixiが採用した。その他、Q&Aと繋げてしまう方法。これは若干形態が異なるが「はてな」やOKweb、Yahooの知恵袋あたりが近い。応用的なトラフィック課金となる。Blogと同じくB2B領域も収益を獲得する方法であるが、こちらはインタビューとして別テーマで準備しているので、後日に譲りたい。
そして、今回のテーマである、個人情報をトリガーとしてジョブサーチに繋げる方法も一つである。応用的なコンテンツ課金と考えられるだろうか。
While HR people have been mining LinkedIn for managerial and executive hires, it’s been frustrating because they have to slowly build their own networks in order to leverage the power of LinkedIn. But on Sunday, LinkedIn introduced LinkedIn Jobs, where companies can directly post jobs on the site and make them available to everyone. While the posts are free during the preview, the company looks like they plan to charge soon (there’s a scribbled out figure, presumably two-digits so likely under $100 for a posting).
LinkedInが今回導入したのは、企業側から、ポジション情報を掲載出来るサービス。基本モデルとしては、リクナビやenとぶつかる。情報の出し方見せ方は異なるが、媒体を用いて候補者にアクセス出来るという意味では同じ系統のサービスとなる。
違いとしては、もちろん、SNS特有であるネットワークの評価や、繋がりを見ることで候補者の背景をより深く掴めることにある。一方的に情報を出すのではなく、かつ出した情報を求職者が参照する一方方向のものではないマッチングの要素が加わることから上手く行くとサーチファームとぶつかる。もしくは、サーチファームの機能をアウトソースする形で人材バンクとして機能することも可能となる。この方法についても、プレミアム検索サービスとしてトライアルが行われている。
While small, LinkedIn’s approach takes recruiting beyond today’s current model of “list and hope” – both recruiters and candidates can “work the network” to get better information, leads, and matches throughout the process.
マーケットメイクのごとく、人が人力で仲介していた情報がネットワークの中に適切に埋め込まれることで、分散的に”よりよいマッチングを求めて”最適化されていくことになる。
他、Monsterがトライアル事例と理解して良いがフラットなSNSの登録情報ではなく、より仕事というテーマに即して
Monster Networking’s attempt at creating a job-oriented network needs to be overhauled and better integrated into its resume database. Look for Monster’s subsidiary, Tickle, to leverage its matching experience in online dating to bring innovation to Monster’s efforts.
個人情報の取り扱い自体がデリケートなため、セキュリティは課金理由になりやすい。個人情報が変なところに流れない保証があると、個人が情報を出しやすくなり、結果としても企業側も適切な候補を自力で探しやすくなる。
これから
あとは、それぞれの事業者が上記のいずれか、もしくは組み合わせで収益獲得をそろそろ行ってくることだろう。環境もそろそろ外部ファイナンスから、将来的な収益性を問い始めている感じを受ける。
そして、mixiの隣には「Find Job !」があるというのは良く知られた話であり、将来的に両者を繋げる可能性については当然検討しているでしょうというのが本領域に詳しい人と会った時にしばしば語られる話となる。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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