最終更新時刻:2009年11月12日(木) 15時04分
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Amazon、A9にかける意気込み

公開日時:
2004/09/18 12:22
著者:
渡辺聡

A9絡みの残りのエントリをまとめて綴っていると、Amazonの次の一手について入ってきた。Searchblogの「Amazon Gives A9 Users a Discount」より、速報的にまとめたい。

In my earlier post I mentioned that Amazon planned to market A9 this time round, but that they were not telling how. Now the first piece of the strategy seems to be out: Amazon is giving discounts to users of its A9 engine. I'm waiting for confirmation, but several sources claim this email to have come to A9 users from Amazon:

ということで、A9ユーザーは自動でディスカウントを受けられるという。ディスカウント価格(率)については、

[User name], since you’ve been using A9.com recently, virtually everything at Amazon.com is automatically an additional p/2% (1.57%) off for you.

「an additional p/2% (1.57%)」として、この利率が全商品にかかるのな小売業としてはかなり思い切ったアナウンスをしていることとなる。
 
 
サーチ化するAmazon.com
 
一部推測も含まれるが、ここから幾つかのメッセージを受け取りことが出来る。

1)Amazonにとってサーチサービスが意味するところは大きい。事業として本気度が高い。長期的には2%以上のリターンがある、もしくはコストをかけてやらないと市場ポジションを失いかねないと考えているサービスとなる。

2)子会社を作って新しい事業ポートフォリオとしての検索市場へ新規参入というのではなく、Amazonのビジネスそのものと密接に結びついたサービスとして位置づけられている。

AmazonからA9を見た場合、DeepWebの問題にどうアプローチするかという回答であると同時に、他社サーチサービスに奪われ始めていた顧客フロントを奪い返す動きと捉えることも出来る。フロントのフロントをユーザービリティの高いインターフェースによって確保しようとするものであり、他者参入は自社で抱えているAmazon自体の情報資産によって単なる技術開発競争とコモデティ化を逃れることが可能となる。

サービスリリースに際してJohn Battelleがまとめた論考の中にこれらの仮説へのヒントはあるか、合わせて検討してみたい。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

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