昨日のエントリの前にフォトサービスの位置づけについて以前のエントリを踏まえつつ。
正面切って包括的にまとめたのはSW's memoの時の「コンテンツ・エクスプロージョン」。Esther Dysonを引用しつつフォトサービスのメリットはこうまとめた。
参入が低く、伝わるものが多く、人を選ばない。誰でも出来て、メリットが分かりやすいものは自然と普及する。他に加えるのであれば、映像や音声と異なり、利用者に時間の拘束が少ないことも一つだろうか。回線が高速化しても音声や映像は単位時間内の情報圧縮があまり出来ないので急に普及することはないだろうと考えている。
昨日の記述だと近いのは
・Photos are inherently social, people use them to tell stories and share experiences
写真はそもそも社会性の高いもので、物語や経験を共有するのに使われる。
この辺だろうか。単位時間内での取り扱い情報量を高められるために、テキストからの用途に応じてのシフトが起きる。
広く捉えた際の文脈は、コンテンツのコモデティ化とも共通しており、はるか昔にまとめた、情報財の需給の崩れによる市場の破綻可能性を懸念した「情報経済は崩壊するのか?」とも繋がってくる。
現象の位置づけとしてはこんなところとなる。その後何か面白い指摘をしている書き手はいないかと一通り探してみたが、今ひとつこれという発言に当たらない。John Battelleは
So now let me state the obvious: Google will compete in the photo management/storage/search/untangle-the-shoebox market. And by extension, let me state the not so obvious: I think travel is next.
と、「次は旅行関係ではないか?」と早くも今後に意識が移っているが、確かにこの先の展開を読む方が面白いかもしれない。
他、対Yahooの構図で指摘があったのはGmailを明らかに意識したと思われるOddpostの買収との対比だろうか。
そして、本件よりはついでで目を通したJohn BattelleのIs Subscription the Next Thing?の方が面白い。メディア企業がトラフィックと収益源をどう捉えるべきかというエントリだが、日本でも同様の問題は起きるだろう。手が空いたらご紹介したい。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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