最終更新時刻:2009年11月27日(金) 8時00分
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行動ターゲティング広告の恐怖

公開日時:
2008/04/03 21:41
著者:
wackey

行動ターゲティング広告というのがある。
ネット広告業界の人間であれば、その内容を良く知っていると思われるが、一般にはほとんど知られていないのが事実ではないかと思う。

先日、私が運営しているコミュニティサイトで表示された広告を見て「セキュリティは大丈夫か?」というご指摘をユーザーからいただいたことがある。
あるユーザーが「最近鼻がむずむずしていて花粉症かなって思っていたら、鼻毛カッターと空気清浄機の広告などが増えた気がする。微妙に監視されてるのかなあ。」と言うのである。
これはGoogle Adsenseのようなコンテンツ連動型広告であれば、そういう日記を書けば関連した広告が出ると容易に我々は予想できる。また、売れている順番に出力されるようなアフィリエイト広告を表示していれば、花粉シーズンには空気清浄機などの広告が出ていてもおかしくはないでしょう。

しかし、これが行動ターゲティング広告になってきた場合、広告との出会い方によっては、ユーザーが不気味に思い始めるのではないかと、その件があってから思い始めた。特にリスティング広告など一般ユーザーにはある程度認知されているが、行動ターゲティング広告はそれほど知られていないので、監視されている気味悪さを感じる時がやってくるのではないかと危惧している。

例えば、まったく関係のない、金融系情報サイトや自動車情報サイトなどに「結婚情報」の広告が表示されたら、どう思うだろうか?音楽の情報サイトに「シャンプー」の広告が出ていたらどうでしょうか?違和感を感じ、また自分のネット上の行動が監視されているのでは、と不気味がるユーザーがでてくるような気がします(そういう出し方はしないと思いたいが)。

最近、行動ターゲティング広告とは異なるがこれと似たようなことがあった。

mixiを見ていたらやたらと頭皮向けのシャンプー広告が出る。
「なんで知ってんだよ?余計なお世話だ!」と薄毛になりがちな私はそう思った。でもネット広告をご存じの方であれば、おそらくこの商品の広告のターゲットは30代以上の男性に売れそうだから30代男性、40代男性と絞り込んで広告を配信していると想像できる。

今後行動ターゲティング広告がどんどん伸びて、その例のように「なんで知ってんだよ?余計なお世話だ!」ということが多くなってくるネットの世の中になってくるかもしれないと危惧している。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

このエントリーへのコメント

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そうなんですよね。
結果として広告主にとっても利用者にとってもハッピーになる広告手法のひとつとなるとは思っています。
しかしながら、何か監視されている?と疑惑の念を持ち始めるユーザーが今後出てくるのではないのかと心配もしているわけです。ユーザーのリテラシーも予想以上にあがってきていると思います。
監視されている?とまでも気づかないのが一般的なのかもしれませんが、そういう風な嗅覚をもつ人たちが増えてくるような気もしています。

  wackey on 2008/04/04

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はじめまして。
「なんで知ってんだよ?余計なお世話だ!」と感じる人と、その広告を有用と思う人に、さして大きな違いはないと思います。
プライバシーさえ守られれば(プライバシーの定義も時と共に変化していくものですが)、サービス利用者と広告出稿側双方ともhappyな関係とも考えられますよね。

  さざん on 2008/04/04

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