最終更新時刻:2009年11月27日(金) 14時36分
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調達活動〜調達の種類〜

公開日時:
2008/07/23 21:25
著者:
庄子 素史

創業時の資金調達が難しいことは、前編でお分かり頂けたかと思いますが、では自分の会社に合った調達方法とは何であろうか。

良く陥るケースとしては、経営者が自分の会社に当てはまらない資金調達活動に『最も大切な創業から3ヶ月間の時間』を割いていて、結果が出ないことである。

VCに説明に行って全滅する。国民生活金融公庫に行って断られる。銀行融資も断られる。

何が原因なのか?

一言で言うと、繰り返しになるが自分会社に合った調達方法を経営者は知らなければ調達は成功しない。

それは、この後の人材の調達、実績の調達の時も同じことが言える。

では、調達方法を記述したい。

?銀行融資(国民生活金融公庫、保証協会付銀行融資)

?ベンチャーキャピタル出資

?エンジェル出資

?創業支援制度、助成金

?ビジネスローン

大きく分けると5つになる。

?の銀行融資は、決算書がない、実績がない、売上がない、というないない尽くしの創業期には、かなりハードルが高くなることは事実である。しかし、保証協会という銀行の融資に対する保証をしてくれる制度を利用することで、信用の低い創業ベンチャーにもチャンスがある。但し、その際も返済計画がきっちりしていないと、銀行担当者も断らざるを得ない。お勧めは、いきなり都市銀行に行って門前払いをされるよりは、信用金庫がいいだろう。スモールビジネスの強い味方だ。しかし、最近では都市銀行でもベンチャーへの支援に積極的に乗り出している『支店』もあるので、情報を持っている人物に聞いてみるのがいい。

?ベンチャーキャピタルからの出資に関しては、前編でも書いたが100社に1社程度しか出資されていない状況を鑑みると、相当な戦略とビジネスシステムが必要となる。

市場は成長する可能性があるのか、成長する『資産』は何か、誰にも真似できない『何か』があるのか、『儲ける仕組み』は構築されているのか。これをプロが見て納得できるレベルまで経営者は練りこまなければならない。

良くあるのは、『資金が集まったらこういうことをしたいです・・・』という夢物語を画にしている起業家を見かけるが、厳しいようだが行動力が伴っていない。また、汗をかくことを避けているようにも見える。資金がなくてもやれるところまで詰めて、資金が集まったら即時に開発なのか、営業なのか、に走れる体制まで現実的に落とし込めていないと、戦略だけの事業計画書では投資家は納得しない。

経営者が本気なのか、その分野を誰にも負けないくらい学んでいるのか、そしてそこまでやって初めて事業機会をどのように発見して捉えているのかを判断することになる。

上記の内容を自信を持って答えられる経営者の方は、是非、事業計画書に落とし込んでベンチャーキャピタルの門を叩いて欲しい。

?エンジェル出資については運や偶然にも左右されるが、事業だけではなく、起業家に夢や情熱を感じた成功者が出資する場合がある。勿論、これまでの人脈や信頼の上にこのような出資が付いてくる。そういう人脈やこれまでの実績、信頼はあるかどうか。

?助成金については、『雇用創出人材確保』などは新たに雇用する人材の給与の半分が助成金として支給されるものだ。助成金は情報が少なくてアンテナをはっていないと見落としがちになるし、申請も面倒な部分も多いが、是非、トライする価値はあるだろう。また、国民生活金融公庫の創業融資を制度を活動した融資枠の獲得も創業時には有効であろう。ただし、逆にIPOモデルでVCからの多額の出資が得られそうなビジネスだと、国庫としての支援が受けられない場合もあるようだ。

?最後は銀行やノンバンクのビジネスローンだが、高利なためにお勧めはできないが、1ヶ月、2ヶ月の資金繰りであれば、比較的、早くキャッシュインできるのでいいとは思うが、最終手段ではある。数ヶ月先に売掛金の回収が見込める場合は、売掛金を担保にファクタリング(つなぎ融資)してくれるサービスを展開している金融会社もあるので、いざという時には参考にして欲しい。

長々と書いたが、銀行融資にしてもベンチャーに積極的な『支店』or『担当者』とそうではない人ははっきりしているので、ベンチャー支援に積極的な銀行を知りたい人は連絡
してもらいたい。

また、ベンチャーキャピタルへの挑戦は、相当に綿密な戦略と準備が必要になるので、戦略立案やビジネスモデル構築から弊社に相談
して欲しい。

助成金や創業支援制度は、中小企業診断士で詳しい方が多いが、弊社でも創業の書類作成アドバイスから創業支援制度や助成金を活用した資金調達も支援しているので、創業前からでも気軽に相談
して欲しい。

最後になるが、資金調達には『事業計画書』は絶対に必要なるので、しっかりとした準備をしてもらいたい。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

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