最終更新時刻:2009年11月5日(木) 8時52分
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新公式:儲かるWebサービス≒はてブされにくいサービス

公開日時:
2008/10/01 17:53
著者:
村上 福之

ここ数年、携帯業界とPCのネットの業界をいったり来たりして思ったのは、

初速で儲かるWebサービス≒はてブされにくいサービス

という公式が成り立つんじゃないかと思ってます。そして、その必要性が今後、高くなるんじゃないかと思っています。

  • 利益率の高いネットサービスの条件:
    • 営業コストがかからない。
    • 物理的な在庫を持たない。(広告・デジタルコンテンツなど。)
  • はてなユーザー
    • ネットのリテラシーが高い。
    • サービスはタダだと思っている。特にデジタルコンテンツ無料と思っている。「着うた」「アバター」はまず買わない。
    • ネットでいろいろやってタダや格安になるなら、やってしまう。
    • 広告:アクティブユーザーの多くは男性で、購入するものは利益率はそんなに高くない商材なので、広告予算があまり取れない商材が多い。デジタルガジェットなどがそう。こういう人たちで、いちばん取れるのは技術者求人。
  • ネットでお金を払ってくれる非ネット系な人たち
    • ネットのリテラシーはさほど高くない。
    • 有用なサービスなら相応のお金を払う。「着うた」などのデジタルコンテンツでもお金を払う。
    • ネットで面倒くさいことに時間とられる位ならカネを払う。ヤフオクに張り付いている暇は普通の人にはない。
    • 広告:女性のネットユーザーが購入するコスメ・ダイエット商品などは利益率が高く、広告単価も高い。

Webサービスを作っていく中でニコニコや「はてな」を見ているようなユーザーをターゲットにすると「ネット」という時点で無料にしないといけないという呪縛があるような気がしてなりません。彼らをターゲットにすると運営費の割りに実入りが少なくなるような気がしてなりません。

僕自身、ロケットスタートというWebサービスの会社に参加して、ヒットしているサービスがあれば必ず儲かるというわけではないということが身をもってわかりました(損はしてないけどね。)。ビジネスモデルを確立したりするスキルがないだけなのかもしれないけどね。もちろん、儲からないから無駄ということではなく、社会貢献になったり、会社のPRになったり、何かのビジネスのトリガーになったりもしますが、利益を叩き出すというファクターにはならないと思っています。

今後、景気が悪くなるのは目に見えています。モロに影響を受けるのは広告予算です。購買率の悪いネットジャンキーがたちが叩き出したページビューのグラフを持って単価の高い広告をとってくるのは難しくなり、ユーザーからお金を取っていく比重もある程度増やす必要があります。そうなると、ますます非はてな系サービスを目指す必要があると思っています。

 

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

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